4月4日以降の新型コロナ警戒信号の色発表、2週連続で全州が緑に

(メキシコ)

メキシコ発

2022年04月04日

メキシコ連邦保健省は4月1日、国内各州の新型コロナウイルス感染警戒信号(2020年5月15日記事6月2日記事6月15日記事8月31日記事2021年7月26日記事参照)の4月4日以降に適用する色を発表した。2週連続で全国32州全てが緑となった。

発症日別の新規感染者数を週単位でまとめたデータをみると、全国の新規発症者数は2021年第51週(12/19~25)からオミクロン株感染拡大の影響を受け、第51週が前週比82.0%増、第52週(12/26~1/1)が3.2倍、2022年第1週(1/2~1/8)が3.0倍と急増した。第2週(1/9~15)は47.1%増と減速、第3週(1/16~22)に前週比15.4%の減少に転じ、第4週(1/23~29)36.8%減、第5週(1/30~2/5)43.9%減、第6週(2/6~12)41.5%減、第7週(2/13~19)33.6%減、第8週(2/20~26)42.4%減、第9週(2/27~3/5)39.2%減、第10週(3/6~12)32.8%減、第11週(3/13~19)35.3%減、第12週(3/20~26)は現時点で19.6%減と10週連続で減少している。第12週の1日当たり発症者数は現時点で841人(注1)と、新型コロナ感染拡大初期の4月5~11日の週以来の低水準。病床利用率は3月28日時点で一般病床が6%、人工呼吸器付き病床が4%となり、双方とも1桁の水準まで落ち着いている。

メキシコでは原則として14歳以上がワクチン接種対象で(注2)、合計で8,558万293人に対して少なくとも1回の接種が完了している(人口比66.4%、14歳以上人口比87.0%)。このうち、7,971万1,762人(同61.7%、80.9%)が所定回数を接種済み。ブースター接種の接種率については、3月29日時点で医療・教育関係者が100%、60歳以上の高齢者が75%、40~59歳が51%、18~39歳が44%。ブースター接種に用いられているワクチンは、英国アストラゼネカ社製とロシア国立ガマレヤ研究所製(スプートニクV)のため、日本の水際措置の緩和対象にならない。

メキシコ市が野外のマスク着用義務を廃止

メキシコ市政府は4月1日の記者会見で、同日以降は野外でのマスク着用義務を撤廃した。ただし、人が密集して健全な距離が保てない場所や、屋内でのマスク着用は続けるよう呼び掛けている。メキシコ市のほかにも、ナヤリ州、コアウイラ州、ヌエボレオン州、キンタナロー州などで野外のマスク着用義務が廃止されている。

(注1)発症日ベースの統計は後から感染が確定して追加されることが多いため、最終的には1日当たり1,000人前後になると推定される。

(注2)感染症に脆弱な病気を患っている場合、例外的に12歳以上でも接種対象。

(中畑貴雄)

(メキシコ)

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