オンラインによるビジネスビザ申請、4月1日から再開と発表

ミャンマー移民・人口省は3月30日付の国営紙で、4月1日からオンラインによるビジネス用e-Visa申請を再開すると発表した（国営紙「ニュー・ライト・オブ・ミャンマー」3月30日付）。観光ビザについての発表はなく、まだ再開しないとみられる。

同国当局は世界中の新型コロナウイルス感染拡大を受け、2020年3月20日から新規のe-Visa申請を停止していたが（2020年3月24日記事参照）、現在は新規感染者数が減少し、陽性率も低下したことから、国の経済発展を後押しするために再開するとしている。同国の新型コロナ新規感染者は3月以降減少傾向が続いており、保健省によると、3月29日の検査件数1万3,459件に対して新規感染者数は254人、陽性率は1.9％となっている。

4月17日から旅客航空便の再開も決まり、今後はビジネス目的の往来が増加すると見込まれる（2022年3月23日記事参照）。今後はミャンマー入国時に求められる7日または10日間の隔離期間の短縮や、PCR検査などの検疫体制の緩和発表が待たれる。

（アジア大洋州課）