ジョージア州では上院選と知事選ともに接戦予想、米大学世論調査

(米国)

米州課

2022年01月27日

米国コネチカット州のキニピアク大学は1月26日、11月に行われるジョージア州での上院選挙と知事選挙に関する世論調査結果外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注)を発表した。

同州では、11月の上院選挙で1議席が改選対象となっている。民主党は現職のラファエル・ウォーノック議員が再選を目指す一方、共和党は元フットボール選手のハーシェル・ウォーカー氏のほか、州農業局長のゲーリー・ブラック氏らが立候補を表明済みだ(2022年1月24日付地域・分析レポート参照)。

今回の世論調査で、共和党予備選挙を想定した質問に対して、共和党有権者の81%がウォーカー氏に投票すると回答し、他候補を圧倒した。また、上院選挙に対しては、全有権者の49%がウォーカー氏、48%がウォーノック議員に投票すると答え、ウォーカー氏が僅差で上回った。ウォーノック議員は、2021年1月の前回選挙(決選投票、2021年1月7日記事参照)では2ポイント差で勝利しており、今回も接戦が予想される。

中間選挙と同時に実施される知事選挙では、民主党は2018年の知事選にも立候補したステイシー・エイブラムス元州下院議員が再立候補する。一方、共和党は現職のブライアン・ケンプ知事とデビッド・パーデュー前上院議員が候補の座を争う(2021年12月16日付地域・分析レポート参照)。共和党予備選挙を想定した質問に対して、共和党有権者の43%がケンプ知事、36%がパーデュー氏に投票すると回答。知事選本選については、ケンプ知事とエイブラムス氏の対戦では全有権者の49%がケンプ知事、47%がエイブラムス氏に投票すると答え、パーデュー氏対エイブラムス氏の場合にはともに48%と拮抗(きっこう)した。

各選挙で、共和党のウォーカー氏とパーデュー氏は、ドナルド・トランプ前大統領の支持を受けているが、共和党有権者の半数(50%)は、トランプ氏の支持は投票行動に「影響しない」と答えた。

投票機会の公正性への見方には党派で差

11月の選挙で全ての州有権者に公正な投票機会があると思うかとの問いには、「そう思う」は、「非常にそう思う」(42%)と「ある程度そう思う」(25%)を合わせて67%だった。ただ、党派によって見方は大きく異なり、「非常にそう思う」と回答した割合は、共和党有権者で70%に達したのに対し、民主党有権者では13%にとどまった。米国では、ジョージア州をはじめ共和党が優勢な州で、郵便投票の制限などを定める州法が制定され、バイデン政権や議会民主党が投票権の制限として問題視している(2022年1月26日付地域・分析レポート参照)。

(注)実施時期は1月19~24日。対象者はジョージア州の有権者1,702人。

(甲斐野裕之)

(米国)

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