11月15日以降の新型コロナ警戒信号の色発表、1州を除き緑一色に

(メキシコ)

メキシコ発

2021年11月15日

メキシコ連邦保健省は11月12日、各州の新型コロナウイルス感染警戒信号(2020年5月15日記事6月2日記事6月15日記事8月31日記事2021年7月26日記事参照)の15日以降に適用する色を発表した。全国32州のうち、1州がオレンジ、31州が緑となり、黄色が2州減って緑が2州増えた。今回信号の色が後退した州はない。ただし、バハカリフォルニア州は6週連続のオレンジとなり、感染状況は改善していない。進出日系企業の多い州では、バハカリフォルニア州がオレンジ、アグアスカリエンテス州、チワワ州、コアウイラ州、メキシコ市、グアナファト州、ハリスコ州、メキシコ州、ヌエボレオン州、ケレタロ州、サンルイスポトシ州、タマウリパス州、サカテカス州が緑。

発症日別の新規感染者数を週単位でまとめたデータをみると、新規発症者数は第31週(8/1~7)をピークに12週連続で減少を続けており、第43週(10/17~23)の発症者数は1万7,418人(1日当たり2,488人)でピーク時の13.2%の水準まで低下している(注)。病床利用率も11月11日時点で一般病床が17%、人工呼吸器付き病床が15%まで低下した。

成人のワクチン接種完了は70.3%、未成年者へのワクチン接種のめど立たず

連邦保健省が11月11日午後5時に発表した資料によると、ワクチン接種を1回でも終えているのは7,526万370人で、成人人口の84.1%。所定の回数接種済みは6,288万1,897人で、同70.3%。ここ数週間のワクチン接種のスピードは鈍くなっており、全ての成人へのワクチン接種完了にはまだ時間がかかる見通し。

連邦保健省は11月4日、国家ワクチン接種計画(PNV)を改定して2022年3月までに全ての12~17歳の未成年に接種を完了させることを命じたメキシコ州第7地区裁判所の判決を不服とし、第2管区高等裁判所に控訴した(11月8日付主要各紙)。若い人口構成のメキシコでは、未成年(18歳未満)の人口が全体の30.6%を占めるが、連邦政府は現時点で、感染症に弱い病気のある未成年にしかワクチン接種を認めていない。

(注)発症日ベースの統計は後から感染が確定して追加されることが多いため、最終的には1日当たり3,000人前後になると推定される。

(中畑貴雄)

(メキシコ)

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