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オーストリア政府、5月19日からの大幅な新型コロナ規制緩和を発表

(オーストリア)

ウィーン発

2021年04月27日

オーストリアのセバスティアン・クルツ首相は4月23日、3度目となる現行のロックダウン(2020年12月24日記事2021年1月7日記事2021年1月20日記事参照)を、5月19日から大幅に緩和すると発表した。5月中旬までに約300万人が1回目のワクチン接種できる見通しであることを受け、政府、州、地方自治体、ソーシャルパートナー(連邦産業院、労働組合)からなる新型コロナウイルス関連規制緩和委員会が決定した。5月19日からの主な規制緩和は以下のとおり。

  • 午前5時から午後10時まで、屋外では大人10人まで、室内では大人4人に加えて子供が会うことが可能。それ以上の人数の場合、イベントとして申請し、許可の取得が必要。午後10時から翌朝5時までの夜間外出制限は廃止。
  • 飲食店を再開。閉店時間は午後10時。着席時以外の医療用(FFP2)マスク着用と入場登録が義務付けられる。入場するためには、検査の実施、もしくは陰性証明書(またはワクチン接種証明、感染から回復した証明)の提示が必要。1テーブル当たり、屋外では大人10人まで、屋内では大人4人に加えて子供が着席することが可能。テーブル間は最低2メートルの距離を置く。従業員はFFP2マスクの着用義務がある。ただし、定期的に検査を実施する場合は、通常マスクの着用が認められる。
  • 政府により許可された指定席のある文化イベントは、屋外3,000人、屋内1,500人まで開催可能。指定席のある施設では、収容人数の50%まで使用可能。入場の際、検査の実施、もしくは陰性証明書(またはワクチン接種証明、感染から回復した証明)の提示が必要。上演中に、FFP2マスクの着用義務あり。終了時間は午後10時。
  • ホテルを再開。入場の際、検査の実施、もしくは陰性証明書(またはワクチン接種証明、感染から回復した証明)の提示が必要。
  • スポーツは屋外も屋内も可能。屋内は入場の際、陰性証明書の提示、入場登録が義務付けられ、1人当たり20平方メートルの社会的距離の維持が必要。FFP2マスクの着用義務あり(ただし運動中を除く)。屋外も密着する競技の場合は検査結果の提示が必要。
  • 小売店を再開。来客1人当たり20平方メートルの社会的距離の維持が必要。店内ではFFP2マスクの着用義務あり。閉店時間は午後10時。
  • 直近7日間における人口10万人当たりの感染者数が300人を超えた場合、その地域から出るときに陰性証明書の提示が必要。

なお、5月19日からの緩和に先駆け、学校は5月17日から対面授業を再開する。ただし、低学年は通常マスクの着用、高学年はFFP2マスクの着用と、週3回の検査が義務付けられる。

規制の緩和に当たり、政府は「グリーン・パス」の導入を計画している。グリーン・パスは紙またはアプリで、陰性証明、ワクチン接種証明、感染から回復した証明が登録され、飲食店などの入場許可に活用される。

(エッカート・デアシュミット)

(オーストリア)

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