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米カリフォルニア州、新型コロナ感染拡大で11郡で経済活動再開が後退

(米国)

サンフランシスコ発

2020年11月17日

米国カリフォルニア州は11月10日、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、州内58郡のうち11郡が経済活動をより制限する段階へ後退することを発表した。原則として毎週火曜日にデータを更新し、状況に応じて各郡の段階の移行を発表する(添付資料表参照)。同州では10月後半ごろから感染拡大の傾向を示し、11月10日時点の入院者数は14日前に比べて31.6%増の3,083人となった。累計感染者数は100万人(11月10日時点:97万7,218人)に近づいている。

同州では、1日の新規感染者数(10万人当たり)と検査陽性率の指標に基づき、各郡を感染状況により4段階に色分けして〔厳しい方から、(1)広くまん延:紫、(2)かなりまん延:赤、(3)中程度のまん延:オレンジ、(4)低度のまん延:黄〕、各段階に合わせてビジネス活動の再開・制限を実施する体制を取っている(2020年9月8日記事参照)。10日の発表でサクラメント郡、サンディエゴ郡など3郡が「赤」から「紫」に、コントラコスタ郡、サンタクルーズ郡など5郡が「オレンジ」から「赤」に、同州北部の3郡が「黄」から「オレンジ」に、それぞれ後退した。

後退を受けて、北カリフォルニアのコントラコスタ郡では、13日から小売店やショッピングモールの収容人数をより制限することや、非エッセンシャルビジネスのオフィスワークにリモートワークを求める措置などを発表した。また、サンフランシスコ市・郡は、制限が最も少ない「黄」にとどまったものの、1日当たりの感染者数が10月初旬に比べて3倍超に増加したことなどを受け、10月に再開した飲食店の屋内営業の再停止を含めて、幾つかの屋内活動に制限を課すことを独自に発表した(2020年10月6日記事参照)(注)。

オレゴン州でも、感染状況の悪化を受けて経済活動制限の動きがみられる。ケイト・ブラウン州知事は13日、全ての郡を対象に2週間(11月18日~12月2日)の社会活動の休止措置を取ることを発表した。全ての事業者に最大限可能な限り在宅勤務を求めるほか、飲食店はテークアウトとデリバリーのみに制限、ジムやフィットネスセンターは閉鎖となる。同知事は会見で、特に感染が悪化している郡へは、休止措置の期間が2週間以上になる見込みとも述べた。

(注)10日の発表では、一部再開が認められた非エッセンシャルビジネスのオフィスは制限の対象には入っていない(2020年10月26日記事参照)。

(石橋裕貴)

(米国)

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