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首都圏の外出禁止期限を6月28日まで延長するも、他地域ではソーシャルディスタンスを保って活動を再開

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2020年06月08日

アルゼンチンのアルベルト・フェルナンデス大統領は6月4日、オラシオ・ロドリゲス・ラレッタ・ブエノスアイレス市長およびアクセル・キシロフ・ブエノスアイレス州知事と共同記者会見を行い、3月20日から続く外出禁止令を、新型コロナウイルス感染拡大が確認されている地域のみにおいて6月28日まで延長すると発表した。その他の地域は、ソーシャルディスタンス(社会的距離)を保ちながら、措置の緩和を進める。

フェルナンデス大統領は、「感染者数の約90%は、ブエノスアイレス市および近郊のブエノスアイレス州40都市で構成されるAMBA(ブエノスアイレス首都圏)で確認されており、その他18の州では市中感染が確認されていない」と説明した。保健省によれば、6月5日午前時点の全国の感染者数は2万197人で、そのうちブエノスアイレス市は9,754人、ブエノスアイレス州は7,496人となり、この2週間で感染増加傾向が加速した。さらに、AMBAに加え、北部チャコ州、南部リオネグロ州およびチュブット州の一部都市部、中部コルドバ州の一部の都市部でも感染拡大がみられることから、これら地域での外出禁止令に伴う規制は継続される(2020年5月26日記事参照)。

上記以外の地域では、感染拡大が鈍化していることから、次のフェーズに移行する。ソーシャルディスタンスを維持し、人との距離を2メートル保ち、マスクの着用、手洗いや10人以上の密閉空間を避けたかたちで、移動や活動が再開できる。

なお、10人以上が集うような娯楽・スポーツ・宗教・文化的イベント、映画館、劇場、文化センター、観光業、他都市や他国をつなぐ公共交通機関を利用した移動といった活動などは、引き続き全国で緩和措置の対象にはならない。ちなみに、外国人非居住者による入国も引き続き禁止する。

他方、ブエノスアイレス市政府は「外出禁止が長期化していることによって、苦悩を訴えている市民を考慮する」とし、これまで許可されていた活動(2020年5月11日記事参照)に加えて、次の活動も許可する。

  • 6月8日から、午後8時から午前8時までの間、自宅付近の公園などでのランニング、サイクリング、ローラースケート。
  • 子供の週末の散歩は、保護者の身分証明書番号による制限を行わない。
  • 繁華街以外の人通りの少ない通りに位置する靴・アパレル店は、試着なしで営業再開が可能。

ブエノスアイレス州の場合、州内の各市長の要請により、衛生上のプロトコル(手順)を順守しながら、再開が許可されている経済活動は徐々に増加している(2020年5月25日記事参照)。

(山木シルビア)

(アルゼンチン)

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