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経済活動を再開へ、一部業種は制限続く

(ベトナム)

ハノイ発

2020年04月28日

ベトナム政府は4月25日、首相指示19号(19/ CT-TTg)を発出し、新型コロナウイルス感染予防に関して新たな対応方針を示した。ベトナムでは4月23日より外出制限措置が一部緩和されたが(2020年4月23日記事参照)、今回の指示では制限措置を継続する活動を明らかにした。

フェスティバル、宗教行事、スポーツ試合、公共の場や運動場で大衆が集う行事、不要不急の行事は引き続き実施しないよう指示した。また、遊園地、娯楽施設、美容サロン、カラオケ、マッサージ、バーなど不要不急のサービス業も引き続き営業休止となった。

卸売り、小売り、宝くじ、ホテル、宿泊施設、レストランなどの商業サービス施設、スポーツ施設、観光地については、スタッフの防護装備、検温、消毒液の設置、接客の間隔確保など、感染予防策を講ずれば、営業を再開できることになった。ただし、各省・市の人民委員会の判断によっては、一部営業が制限される場合もある。

交通サービスは再開可能だが、運転手や乗客は全員マスクの着用が義務付けられ、乗客用の消毒液設置が必要とされる。国内の航空便については、段階的に増便となっている。

各省・市の人民委員会は、上記措置の実施に加え、各省・市の感染リスクに応じた対策を講じるよう要請された。「感染リスクの高い地域」とされたハノイ市などの一部地区では、首相指示16号に基づく措置を継続しなければならない(2020年4月2日記事参照)。「感染リスクのある地域」(注)は、不要不急の外出を控え、感染予防策を実施する。会社、学校、病院の外や公共の場所において20人を超えて集まってはならず、人との間隔は最低1メートル保つ必要がある。「感染リスクの低い地域」でも同様の対策が要求されるが、会社、学校、病院の外や公共の場所における集会は30人まで認められる。

外国人の入国は引き続き制限され、特別に入国を許可された場合でも隔離対象となる(3月24日記事参照)

ベトナムの感染者数は4月27日時点で270人(そのうち、死者0人、治癒222人)。4月17日以降の新規感染者は、同24日の2人(日本から帰国したベトナム人学生)のほかには出ていない。

(注)「感染リスクの高い地域」に指定された一部地区を除いた、ハノイ市、ハザン省、バクニン省およびホーチミン市が「感染リスクのある地域」に指定されている。その他の59省・市は「感染リスクの低い地域」に分類されている。

(庄浩充)

(ベトナム)

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