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レバノン、ヨルダン、スーダンで国際線停止の延長や外出規制により経済活動に制限

(レバノン、ヨルダン、スーダン)

カイロ発

2020年04月02日

世界的に感染が拡大している新型コロナウイルスの影響で、空港が閉鎖されているレバノン(2020年3月18日記事参照)、ヨルダン(2020年3月18日記事参照)、スーダン(2020年3月19日記事参照)では、さらに閉鎖期間が延長された。各国では、市民の外出・移動に関わる規制を強化しており、企業の経済活動も制限されている。各国の状況は以下のとおり。

【レバノンの状況(3月30日時点)】

  • 新型コロナウイルス感染者446人、うち死者11人
  • 政府が非常事態宣言を発表(3月15日、2週間の期限をさらに2週間延長し4月12日まで)
  • ベイルート空港閉鎖(3月18日~4月12日まで)
  • 食材店や飲食店の夜間営業(午後7時~翌日午前5時)が禁止(3月27日以降)
  • 市民への自宅待機要請(3月15日から外出自粛、21日から強化措置として自宅待機を要請、違反者は罰金や懲役刑の対象)

移動の制限により、公共機関や企業の多くが閉鎖している。空港閉鎖や自宅待機の措置は状況により延長される可能性があり、「在レバノン大使館からの新型コロナウイルス関連最新情報外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」などで最新情報を確認する必要がある。

【ヨルダンの状況(3月30日時点)】

  • 新型コロナウイルス感染者268人(うち26人退院、死者5人)
  • 政府が空路・陸路・海路での海外出入国を停止(4月中旬まで延長)、貨物輸送は可能
  • 医療、治安、生活インフラ関連を除く省庁・公的機関の閉鎖(4月中旬まで延長)
  • 医療関連を除く民間活動の原則停止(25日に小規模食料品店が時間短縮で再開、28日に政府支援による生活物資の宅配サービスサイトを開始、30日に銀行が時間短縮で再開)
  • ヨルダン全土に外出禁止令を発令(3月21日公表)

当初、外出禁止令では家からの外出を一切禁止していたが、その後16~60歳までの市民に対し食料品店や銀行に限り、徒歩で外出することを認めた。厳格に運用されており、車で移動した市民などの逮捕者が出ている。今後の状況に応じて規制が変更になる可能性があり、在ヨルダン日本国大使館ウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますなどで、最新情報を確認する必要がある。

【スーダンの状況(3月30日時点)】

  • 新型コロナウイルス感染者7人、うち死者2人
  • 政府による非常事態宣言(3月16日開始、30日までの期限を4月23日まで延長)
  • 国際線の運航を停止、人道支援や貨物は例外(期限は同上)
  • 午後8時~翌日午前6時の夜間外出禁止令(3月24日開始)
  • 国内線の運航停止、陸路による国内州間の移動の禁止(3月27日開始)

中東・北アフリカ(MENA)地域では、湾岸協力会議(GCC)加盟国(2020年3月26日記事参照)、エジプト(2020年3月26日記事参照)、モロッコ(2020年3月25日記事参照)などでも出入国制限や移動制限の動きが取られている。

(井澤壌士)

(レバノン、ヨルダン、スーダン)

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