2019年の年間インフレ率は53.8%、過去28年で最高を記録

(アルゼンチン)

ブエノスアイレス発

2020年01月23日

アルゼンチン国家統計センサス局(INDEC)PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)は1月15日、2019年12月の月間インフレ率〔消費者物価指数(CPI)上昇率〕は3.7%、年率(過去12カ月の累積)では53.8%と発表した(図参照)。

図 インフレ率の推移(2019年1~12月)

2019年12月の月間インフレ率を項目別にみると、最も高いのは通信(9.6%)、次いで、医療・健康(5.6%)、家財道具・住宅管理(5.4)、交通(5.0%)と続く。年率でみると、医療・健康(72.1%)が最も高く、次いで通信(63.9%)、家財道具・住宅管理(63.7%)、食品・飲料(酒類を除く)(56.8%)と全ての項目で高い数値が並んだ(表参照)。なお、マウリシオ・マクリ前政権下ではインフレ対策として、2019年4月以降、公共料金の価格凍結を実施してきたため、住宅・光熱・その他燃料の年間インフレ率は最も小さい39.4%にとどまっている(2019年4月23日記事参照)。

表 2019年12月の産業別インフレ率

2019今回のINDECが発表した確定値は、2019年10月15日にIMFが発表した「世界経済見通し」の予想(57.3%)や、2020年1月3日に中央銀行が発表した民間エコノミストらによる最新の経済見通し(54.6%)よりわずかに低い水準に収まった(2019年10月30日記事2020年1月15日記事参照)。

(津下みなみ)

(アルゼンチン)

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