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IMF、2018年の南ア経済成長率を0.8%に下方修正

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2018年10月12日

IMFは10月9日発表の「世界経済見通し」で、南アフリカ共和国の2018年の実質GDP成長率を0.8%に下方修正した。4月の発表では、2月のラマポーザ大統領就任により政情不安が取り除かれたことに加え、財政健全化に向けた政府の取り組みを評価し、0.7ポイント高い1.5%と予測していた(2018年4月26日記事参照)。

IMFは新政権が進める構造改革に一定の評価を示す一方で、2019年に実施される下院選・大統領選まで南ア経済の見通しは不確実との見方を示した。IMFは南ア政府はさらなる政策の透明性確保のほか、労働市場の柔軟化、基礎教育の改善、非効率な国営企業改革などを続ける必要があるとしている。今回の発表で2019年の成長率も1.7%から1.4%に下方修正した。南アでは2018年に入り、主に干ばつによる農林水産業の不振から2期連続のマイナス成長が続いている(2018年9月13日記事参照)。

サブサハラ全体も0.3ポイント低い3.1%に

また、2018年の世界経済全体の成長率を4月の発表から0.2ポイント低い3.7%に下方修正するとともに、サブサハラアフリカ全体の成長率も0.3ポイント低い3.1%に見直した。域内最大のGDPを有するナイジェリアの成長率を0.2ポイント低い1.9%に修正したほか、南アに続き域内3位で産油国のアンゴラは、原油減産による外貨不足を背景にマイナス0.1%に落ち込むと予測。一方で、東アフリカのエチオピア(7.5%)、ケニア(6.0%)、ウガンダ(5.9%)や、西アフリカのコートジボアール(7.4%)、セネガル(6.9%)、ガーナ(6.2%)といった国々では引き続き高い成長率を見込んでいる。南部アフリカではマダガスカルが4.9%と最も高く、続いてボツワナの4.6%。8月に5年ぶりに大統領選が実施され、経済再生が期待されるジンバブエは(2018年8月30日記事参照)、4月の2.4%から1.2ポイント高い3.6%に、非開示債務問題解決への道筋が見えないモザンビークも4月の3.0%から0.5ポイント高い3.5%に上方修正した。

(高橋史)

(南アフリカ共和国)

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