特集 アフリカ進出における現地・第三国企業との連携可能性
各国企業の経験に学び、協力する
近年は日本企業のアフリカへの関心が高まりつつあるが、欧米やアジアなど諸外国と比べれば、さらなるビジネス拡大の余地はあるとみられる。日本企業がアフリカビジネスを活発化させるには、外資企業や地場企業との連携も選択肢の1つだろう。
本特集はかかる認識の下、アフリカ経営トップや先行する第三国企業へのインタビュー等のエッセンスを紹介し、日本企業が現地・第三国企業と連携してアフリカにアプローチする可能性を模索する。
2018年7月13日
この特集の記事
- 各国企業の特徴からみる連携のメリット
- アフリカ市場で競争が激化する中、日本企業はどのように取り組んでいくべきか。第三国企業との連携によるアフリカ市場へのアプローチの可能性を模索するため、13カ国で50以上の企業・団体を対象にヒアリングを実施、「目からうろこ」となるヒントが得られた。
- アフリカ経営トップに聞くビジネスの極意
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- ファサード建築からスタートし大手ゼネコンに(モロッコ)
- 安全と品質管理でエジプトの発展に貢献(エジプト)
- エチオピア初のオンライン料理配達サービス(エチオピア)
- 品質にこだわった乳製品の大量生産を実現(ケニア)
- 拡大するICT 市場と若手起業家の広がり(南アフリカ共和国)
- 小規模農家を育成し、高品質な農産物を販売(ナイジェリア)
- 国産チョコレートをニッチ市場に売り込み(コートジボワール)
- 幅広く事業を展開、「垂直統合」でさらなる成長目指す(カメルーン)
- 第三国企業に聞く日系企業との連携に対する期待
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- 英国企業へのインタビュー
- フランス企業へのインタビュー
- スイス企業へのインタビュー
- トルコ企業へのインタビュー
- インド企業へのインタビュー
- 南アフリカ共和国企業へのインタビュー
- 「アフリカ主要企業リスト」の紹介
- アフリカ24カ国の有力企業約680社を、関心分野や日本との連携可能性も含めてリスト化した。各社の事業概要のみならず、関心分野や日本との連携可能性も紹介している。日本企業がアフリカビジネスに取り組む際、現地パートナー選定の参考となるだろう。