ブルガリア大統領選挙、現職のヨトバ氏が当選

(ブルガリア)

ブカレスト発

2026年11月05日

ブルガリアで11月1日、大統領選挙の決選投票が行われた。10月25日に実施された大統領選の第1回投票では、現職のイリヤナ・ヨトバ大統領が34.76%、野党「我々は変革を続ける(PP)」や「民主ブルガリア(DB)」の支持を受けたアンドレイ・ギュロフ氏が31.95%を獲得したが、当選に必要な過半数を確保できず、両氏による決選投票となった。中央選挙管理委員会(CEC)によると、決選投票の最終集計の結果は、ヨトバ氏が得票率57.57%を獲得し、ギュロフ氏(同39.48%)を破って勝利した。ヨトバ氏は、2026年1月に辞任した前大統領で現首相のルメン・ラデフ氏の残任期間に大統領を務めているが(2026年1月21日記事参照)、今回の選挙で当選し、同国で初めて選挙で選ばれた女性の大統領となる。

ヨトバ氏は選挙期間中、「平和のためのブルガリア大統領」を目指すとしたうえで、ロシアのウクライナ侵攻について、欧州による具体的な条件を定める和平案の策定を呼び掛けた。また、ブルガリアがこの数カ月進めてきた強固で説得力のある外交政策を今後も展開し、EUでの同国の立場をより明確に主張できている状況を維持すべきとの考えを示していた(10月20日「ブルガリア通信社(BTA)」)。

(本吉美友)

(ブルガリア)

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