ジェトロ、「天府ブックフェア」にジャパンパビリオン設置、日本コンテンツIPや書籍などを展示

(中国)

成都発

2026年11月04日

中国西南地域の大型書籍見本市「2026天府ブックフェア」(TFBF、注1)が10月16~19日、四川省成都市の世紀城新国際会展中心で開催された。書籍、デジタル出版、コンテンツIP(知的財産、注2)などを対象分野とした本展示会には、200社以上の出版関連企業やコンテンツIP関連企業などが出展した。メイン会場の来場者は8万2,200人に達し、前年比40%増となった(「封面新聞」10月19日)。

ジェトロは、日本のコンテンツIPの販路拡大ならびに中国の市場動向の把握を目的とし、本展示会にジャパンパビリオンを設置した。ジャパンパビリオンでは、中国向けにグッズ販売やライセンスビジネスの拡大を模索する日系企業3社が展示・PRした。来場者からは「子供に日本の絵本を読み聞かせているので、もっと日本の絵本や書籍を探したい」といった声も聞かれた。

また、ジャパンパビリオンに出展した日系企業からは、「現地の出版社との商談につながった」とのコメントがあったほか、「中国のコンテンツ消費市場の規模を見ると、上海市は第1位で、上海の次に有力な都市として北京市、成都市、広州市がある。わが社も、日本コンテンツIPのプロモーションイベントを開催する際に、成都市を主戦場として重視して展開している」と述べた。

成都市の2025年のデジタルコンテンツ産業の規模は4,100億元(9兆7,580億円、1元=約23.8円)を超えており、成都市政府は2027年末までに、累計6,500件の成都市初出店となるデジタルコンテンツ関連店舗の誘致を目標に掲げている(2026年2月24日付地域・分析レポート参照)。

写真 ジャパンパビリオンの様子(ともにジェトロ撮影)

ジャパンパビリオンの様子(ともにジェトロ撮影)

写真 展示会場の様子(ジェトロ撮影)

展示会場の様子(ジェトロ撮影)

(注1)天府ブックフェア(天府書展)は、2019年から毎年、四川省成都市で開催されている書籍見本市。

(注2)IPは「知的財産」を意味するIntellectual Propertyの略語。

(王植一)

(中国)

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