BMW、ハンガリー工場で「ノイエ・クラッセ」第2弾の新型EV「iX4」を生産へ
(ハンガリー、ドイツ)
ブダペスト発
2026年10月14日
BMWは10月8日、電気自動車(EV)の新型SUV(スポーツ用多目的車)クーペ「iX4」を、2026年秋からハンガリー東部のデブレツェン工場(注)で量産する予定だと発表した。同社によると、市場投入は2027年3月を計画しており、「iX3」に続く新世代EVシリーズ「ノイエ・クラッセ(Neue Klasse)」の新規モデルとしては2車種目となる。
当初は2種類のパワートレインを投入し、出力275キロワット(kW)・最大航続距離638キロメートル(km)の「iX4 40 xDrive」と、出力345kW・最大航続距離828kmの「iX4 50 xDrive」を設定する。その後、高性能モデル「iX4 M60 xDrive」(出力450kW・最大航続距離777km)も追加される予定。また、2027年春には「iX3」のスポーツ・アクティビティ・ビークル「iX3 M60 xDrive」の量産開始も予定されており、デブレツェン工場の「ノイエ・クラッセ」モデルシリーズはさらに拡充される見通しだ。
同工場は2025年10月末、「ノイエ・クラッセ」第1弾の量産モデルである「iX3」の生産を開始した(2026年7月2日地域・分析レポート参照)。BMWによると、生産開始から1年足らずで累計生産台数は5万台を超え、現在は24時間体制で稼働している。従業員数も5,000人を超え、2018年の工場建設計画の発表当時に想定されていた1,000人規模を大きく上回る。BMWは、同社の新工場の中で最も速い立ち上がりだとしている。
また、デブレツェン工場での「iX3」の立ち上げで得られた先駆的な経験は、世界中のBMWグループの各工場にとっても、今後の新モデル投入に向けた貴重な知見となっている。同工場は、グループ全体の次世代技術や製造ソリューションの導入において重要な役割を担っている。
(注)2021年に着工し、BMWグループはこれまでに20億ユーロ超を投じた。400ヘクタール超の敷地には、プレス、車体、塗装、組み立ての各工場とバッテリー組立設備があり、2025年10月の操業開始以来、バッテリー式電気自動車(BEV)の専用工場として運営されている。
(バラジ・ラウラ)
(ハンガリー、ドイツ)
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