香港証券取引所、新指数「S&P500&HKEXテック100」を発表、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスと共同開発

(香港、米国)

香港発

2026年10月26日

香港証券取引所(HKEX)は10月12日、S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスと共同開発した新たな株価指数「S&P500&HKEXテック100外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます」(以下、同指数)を発表した。同指数は、米国の主要上場企業と香港上場の大手テクノロジー企業の値動きを単一指標で示す。なお、同指数は9月30日に導入された。

指数の構成比率は「HKEXテック100」(2025年12月16日記事参照)が約6割、「S&P500」(注1)が約4割で、四半期ごとに調整する。米国と香港の株式市場を組み合わせた単一の指数を提供することで、投資家のポートフォリオ分散や市場間の資金流動を促す。加えて、同指数は、連動する上場投資信託(ETF)が将来的に「サウスバウンド・ストックコネクト」(注2)の対象となるための条件を満たすことを念頭に設計された。

HKEXの余学勤(グレゴリー・ユー)市場部門統括責任者は、「イノベーションは、企業の成長動力や投資機会の創出方法を再構築している」とし、今後も指数の品ぞろえ拡充や革新的なソリューションの開発を通じて、市場の長期的な成長と活性化を支援する方針を示した。

S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスのロバート・ロス最高営業責任者(CCO)は、「投資家が成長機会を捉えるために横断的に市場を見るようになる中、相互補完的な投資対象を統合した指数への需要が高まっている」とし、HKEXとの連携を「一貫したルールに基づく枠組みを通じて、異なる市場間の投資機会を結び付けるものだ」とした。

(注1)米国株式市場の時価総額の上位500社を対象にし、市場総額の約85%をカバーしている株価指数。

(注2)中国本土の投資家が本土の証券口座を通じてHKEXに上場する指定銘柄を売買できる制度。

〔黄莃倫(ケリー・ウォン)〕

(香港、米国)

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