サウジアラビアの首都リヤドの国際空港に再び攻撃、航空便にも影響
(サウジアラビア、イエメン、中東)
リヤド発
2026年10月13日
サウジアラビア民間航空総局(GACA)は10月11日、前日の10日に再び攻撃を受けた首都リヤドのキング・ハーリド国際空港の被害状況について、死者が12人、負傷者が309人に上ったと発表した。GACAによると、死者の国籍・出身の内訳はサウジアラビア人4人のほか、バングラデシュ人2人、米国人1人、エジプト人1人、ヨルダン人1人、シリア人1人、パレスチナ人1人、スーダン人1人という。
GACAによると、負傷者の中には重体の者も含まれ、負傷者全員が複数の病院で必要な治療を受けている。攻撃により物的被害も発生しており、その被害規模については現在、調査を進めている。
同空港は既に複数回の攻撃を受けている(2026年10月9日記事参照)。10月8日付ロイターによると、イエメンの反政府武装組織フーシ派は同日、キング・ハーリド国際空港を弾道ミサイルで攻撃したと発表していた。
10月11日付サウジアラビア国営通信(SPA)によると、サウジアラビア主導連合軍の報道官、トゥルキ・アル・マルキ少将は、今回の攻撃について「民間旅客および空港職員に死傷者を生じさせたものであり、慣習国際人道法に照らして戦争犯罪に当たる」と非難した。その上で、連合軍統合司令部として「このテロ攻撃に対して断固たる対応を取る」と表明した。今回の攻撃を受けて同空港は封鎖され運用が停止されるなど、発着便に大きな影響が生じている。同空港の運航状況については最新情報を確認いただきたい。
中東情勢の最新動向は「イスラエル・米国とイラン衝突に関する中東情勢、各国の反応」を、最新の海外安全情報は外務省の海外安全ホームページ
をそれぞれ参照。
(林憲忠)
(サウジアラビア、イエメン、中東)
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