9月の消費者物価、前年同月比2.9%上昇

(韓国)

ソウル発

2026年10月08日

韓国財政経済部は10月2日、2026年9月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比で2.9%上昇し、食料品やエネルギー類を除いたコアCPIが2.8%上昇したと発表した(添付資料表1参照)。9月のCPI上昇率は、加工食品の上昇などにもかかわらず、農畜水産物が下落したことで、2%台に低下した。

品目別のCPI上昇率は次のとおり(添付資料表2参照)。農畜水産物は、政府の割引支援、生産量増加などで下落傾向が続き、前年同月比マイナス0.3%だった。石油類は、前年9月が前月比マイナス0.7%だったことの反動などで、前年同月に比べ上昇幅が小幅に拡大し14.8%となった。加工食品は、食品業界の価格引き上げなどで2.1%となった。個人サービスは、外食サービスが小幅に鈍化したものの、外食を除いたサービスの上昇幅が拡大し、全体で3.5%となった。公共サービスは、8月は前年同月に実施された携帯電話料金割引の反動で大幅に上昇したが(2026年9月3日記事参照)、9月はその影響がなくなったために上昇幅が縮小し、1.5%となった。

同部は、9月の消費者物価の評価と今後の対応について、「加工食品の上昇にもかかわらず、各種政策の施行により、農畜水産物が2カ月連続で下落した」とし、「今後は農畜水産物の品目別需給・価格管理を強化し、最高価格制度(2026年3月16日記事参照)などを通じ、石油類の価格安定などに努める」と付け加えた。

(李海昌)

(韓国)

ビジネス短信 4f8ae882e4baa6d8