韓国、中東情勢を受け「石油製品最高価格制度」を施行
(韓国)
ソウル発
2026年03月16日
韓国の産業通商部は3月13日、中東情勢により国内の石油価格が急騰していることを踏まえ、石油価格の変動を緩和するため、「石油製品最高価格制度」を施行した。
同制度は「石油および石油代替燃料事業法」で定められたもの。告示により、最高価格は石油精製会社のガソリンスタンドや代理店などへの供給価格に適用された。ガソリンスタンドの店頭価格は適用対象外。また、最高価格指定によって石油精製会社が損失を受けた場合、補填(ほてん)するための財政支援も行える。
最高価格は2週間ごとに国内外の原油価格の状況などを踏まえて調整する。施行当日の3月13日午前0時から適用されている最高価格は、ガソリン(レギュラー)が1リットル当たり1,724ウォン(約190円、1ウォン=約0.11円)、軽油が1,713ウォン、灯油が1,320ウォンに設定された(注)。
産業通商部の金正官(キム・ジョングァン)長官は、同日に開催された「石油市場点検会議」で、「最高価格制施行で石油精製会社の供給価格が安定すれば、その恩恵が消費者に還元されるよう、ガソリンスタンドも安定した店頭価格維持に協力してほしい」と最終販売者への協力も求めた。
(注)3月11日現在の石油精製会社の平均供給価格(リットル当たり)は、ガソリン1,833ウォン、軽油1,931ウォン、灯油1,728ウォン。
(橋爪直輝)
(韓国)
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