南西アジア最大級のエレクトロニクス展示会「electronica India 2026」が開催
(インド)
ベンガルール発
2026年10月02日
南西アジア最大級の国際電子部品・アセンブリー・マテリアルの専門展示会「electronica India 2026」と「productronica India 2026」が9月16~18日、インド南部ベンガルールのバンガロール国際展示場(BIEC)で開催された。主催者のメッセ・ミュンヘン・インディア(注1)によると、今回は793社が出展し、そのうち日本企業は約70社に上った。来場者数は5万2,411人と前年(5万194人)を超え、展示面積は6万平方メートル、50以上の国・地域が参加した。同展示会は2026年から年2回開催となり、4月にはインド北部グレーターノイダでも開催された。
開会式にはカルナータカ州のM・B・パティル大・中規模産業・インフラ開発相や、在ベンガルール日本総領事の縄田博氏が出席した。
ジェトロは2025年に続き、会場内にジャパンパビリオンを設置し、半導体製造関連設備・機器やソフトウエアなどの分野で高い技術力を有する日本企業20社が出展した(注2)。また、日本以外にドイツ、中国、台湾もパビリオンを構えた。
ジャパンパビリオンの出展企業からは、「2025年と比較すると、より技術の話を理解する担当者がブースを訪れた印象」「意思決定層の来訪が多かった」といった声が聞かれた。インド企業の製造面に対する課題意識の高まりや、「メーク・イン・インディア」政策の浸透を実感する声が目立った。一方、「ブース来訪者の温度感がつかめず、商談をうまく進められなかった」など、継続的に接点を持つべき相手先を見極めるうえで、商談の難しさを感じる企業もみられた。
主催者によると、今回は中国からの出展が増加した。同社は、査証(ビザ)発給条件の緩和などを背景とした動きとの見方を示した。ジャパンパビリオンの出展企業からも、中国企業の存在感の高まりを実感する声が聞かれた。一方で、高い性能や品質が求められる車載、データセンター、半導体関連分野では、日本企業の技術力を評価する来場者との商談も数多くみられた。
次回の「electronica India 2027」と「productronica India 2027」は、グレーターノイダで4月28~30日、ベンガルールで9月22~24日に開催される予定だ。
ジャパンパビリオンの様子(ジェトロ撮影)
(注1)メッセ・ミュンヘンは1964年にドイツで設立され、見本市、国際会議、イベントなどを開催する世界有数の国際見本市の実施団体。メッセ・ミュンヘン・インディアは2000年に設立された。
(注2)ジェトロのジャパンパビリオン出展企業の情報については、2026年9月2日付プレスリリース参照。
(石井佑志、杉山健太、前田一輝、野出祥子)
(インド)
ビジネス短信 3a4481cf0ff4c893





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