メキシコ初のダイソー店舗がオープン

(メキシコ、日本)

メキシコ発

2026年10月29日

大手生活雑貨チェーンの大創産業は10月15日、メキシコ初となる「DAISO」の店舗をメキシコ州の大型商業施設「Mundo E」内にオープンした。同日午後1時から開店式典が開催され、メキシコの伝統音楽であるマリアッチの演奏や日本舞踊が披露された。開店前から多数の来店客が列を作り、入店制限も行われた。同社担当者が「想定を上回る来店があった」と述べるほどの大きなにぎわいを見せた。

写真 入店を待つ来店客の様子(ジェトロ撮影)

入店を待つ来店客の様子(ジェトロ撮影)

メキシコ人来店客からは、「日本や韓国への旅行を通じてダイソーを知り、メキシコでの出店を楽しみにしていた。どのような商品が販売されるのか期待している」との声が聞かれた。一方、訪日経験のない来店客からは、「家族の影響で日本文化に関心を持ち、SNSを通じてダイソーの出店を知った」との声も聞かれた。

店内では、キッチン用品、文房具、キャラクターグッズ、手芸用品、生活雑貨などの定番商品に加え、ハロウィンや死者の日(Día de Muertos)向けの季節商品を含め、数千種類の商品を販売する。開店初日に来店した消費者は、文房具のほか、日本の調理器具や収納用品などを購入する様子がみられた。

写真 店内の様子(ジェトロ撮影)

店内の様子(ジェトロ撮影)

同社担当者は、「年内にメキシコ市のアラゴン地区およびポランコ地区、メキシコ州クアウティトラン・イスカリ市、ベラクルス州などで計5店舗をオープンする予定だ。今後は、日用品に加え、食料品の品ぞろえ拡充も進めていきたい」と述べた。

2026年8月には、バンダイナムコグループの公式店舗がメキシコにオープンするなど、小売り・エンターテインメント分野における日系企業の進出が拡大している(2026年10月15日記事参照)。近年はメキシコ人の訪日旅行者数も増加傾向にあり、今回のダイソー開店時の来店客の反応からも、日本関連商品や日本文化に対する関心の高さがうかがえた(2026年2月16日付地域・分析レポート参照)。

(料治佑季)

(メキシコ、日本)

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