米フォード、ケンタッキー州トラック工場に塗装設備新設のため10億ドルを投資へ

(米国)

シカゴ発

2026年09月24日

米国の自動車大手フォードは9月10日、ケンタッキー州ルイビルにある同社トラック工場に最新鋭の塗装設備を新設するため、10億ドルを投資する計画を発表した。着工は2026年後半が予定されている。同社によると、ルイビルのトラック工場は、同社にとって最大規模かつ売上高が最も高い重要な製造拠点だ。現在、同工場では主力製品であるピックアップトラックの「Fシリーズ」、フルサイズSUV「エクスペディション」、リンカーンのフルサイズSUV「ナビゲーター」が生産されている。

フォードの今回の投資は、ケンタッキー州全域における最近の投資をさらに拡大するものとなる。同社は2025年8月、ルイビルの組立工場をフォードの「ユニバーサルEVプラットフォーム」(2025年8月15日記事参照)の将来の拠点へと転換するために約20億ドル、2026年5月にバッテリーエネルギー貯蔵システムを製造するグレンデールのフォード・エナジー・システムズに約20億ドルを投資することを発表している(2026年5月14日記事参照)。

同社のジム・ファーリー社長兼最高経営責任者(CEO)は、「これらの投資は、ケンタッキー州の労働力に対する当社の信頼、米製造業へのコミットメント、そしてモビリティーとエネルギーの未来がまさにここ米国で築かれるという当社の信念を示すもの」と述べた。州内に従業員約1万1,500人を擁する同社は、州内の自動車メーカーで最大の雇用主といわれる。

(星野香織)

(米国)

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