トランプ米大統領のイラン対応への不支持率は59%で横ばい、世論調査
(米国、イラン)
調査部米州課
2026年07月15日
経済誌「エコノミスト」と調査会社ユーガブは7月14日、トランプ政権などに関する世論調査結果(注1)を発表
した。ドナルド・トランプ大統領のイラン対応への不支持率は59%と、3月下旬(60%)から6割程度が続く。支持率は31%だった。
米国のイラン攻撃は57%が「誤った決定」としている。民主党支持者(89%)の大多数、無党派層(65%)の多くは「誤った決定」としているが、共和党支持者では「正しい決定」が63%だった。共和党支持者でも、特にMAGA(熱烈なトランプ支持者)は、75%が「正しい決定」としているが、非MAGAでは「誤った決定」が51%と過半だった。
トランプ氏の支持率は37%、不支持率は59%で純支持率(支持率と不支持率との差)はマイナス22ポイントと、前週(マイナス25ポイント、2026年7月8日記事参照)からやや回復した。
メーン州連邦上院選の民主党候補グラハム・プラトナー氏は7月、女性からの訴えを受け、選挙戦からの撤退を発表した(2026年7月13日記事参照)。本世論調査では、性的暴行の疑いをかけられた候補者は選挙戦から撤退すべきと61%が回答した。民主党支持者の74%、無党派層の60%、共和党支持者では約半数(49%)が撤退すべきとしている。
イランがホルムズ海峡支配を放棄しない場合、73%が武力行使などの再開を支持
ハーバード大学米国政治研究センターとハリス・インサイト・アンド・アナリティクスが7月に実施した世論調査
(注2)によれば、イランにホルムズ海峡の船舶通航の支配をさせるべきでないと68%が回答した。また、73%はイランが同海峡の支配を放棄しない場合、米国は武力行使、制裁、封鎖を再開すべきとしている。
イランは米国との交渉で時間を稼いでいるだけと70%が回答し、真剣に交渉しているとの見方は30%にとどまった。交渉において、米国が優位に立っていると64%が回答し、優位に立っていないは36%だった。
イランは、6月に米国と締結した覚書(MOU、2026年6月19日記事参照)の条件を「順守していない」と66%が回答し、「順守している」(34%)を大きく上回った。
(注1)実施時期は2026年7月10~13日。対象者は全米の成人1,616人。
(注2)実施時期は2026年7月11~12日。対象者は全米の登録有権者1,776人。
(松岡智恵子)
(米国、イラン)
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