米ミシガン州の連邦上院選、民主党予備選は穏健派と進歩派で接戦か、世論調査

(米国)

調査部米州課

2026年07月16日

米国のメディア、デトロイト・ニュースとWDIV-TV(チャンネル4)が7月14日、ミシガン州の連邦上院選挙に関する世論調査結果(注1)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。連邦上院選の民主党予備選挙を想定した問いでは、ヘイリー・スティーブンス氏(連邦下院議員)の支持率が48%とアブドゥル・エルサイード氏(41%、元ウェイン郡保健局長)を7ポイント上回った。しかし、回答者を「確実に」投票すると決めている有権者に絞ると、スティーブンス氏とエルサイード氏の支持率は34.1%、33.7%となり、事実上の接戦状態と分析する(注2)。

穏健派のスティーブンス氏に対して、著名な進歩派であるバーニー・サンダース連邦上院議員(バーモント州)が支持するエルサイード氏は、対照的な候補とみられている。

2016年と2024年の大統領選挙でトランプ氏がミシガン州で勝利した際に、多くの進歩派や左派寄りの支持者が投票に行かなかったことが指摘されており、エルサイード氏が若年層の有権者を動かすことへの期待がみられるという(「コートハウス・ニュース・サービス」7月14日)。

サウスカロライナ州では上院選の共和党候補選出の特別選挙

サウスカロライナ(SC)州で連邦上院議員選挙の共和党候補に決定していた現職のリンゼー・グラハム氏が7月に急死したことを受け、8月11日に共和党候補をあらためて決定する特別選挙が行われることになった。

同州知事選の共和党予備選で敗れたラルフ・ノーマン連邦下院議員、ナンシー・メース連邦下院議員および決選投票でアラン・ウィルソン州司法長官に敗れたパメラ・エベット副知事(2026年6月24日記事参照)らが立候補の可能性があるという。

ヘンリー・マクマスター同州知事(共和党)は、グラハム氏の残りの任期を務める後任として、同氏の妹のダーリン・グラハム氏(元SC州視覚障害者委員会会長)を指名した。

6月30日に実施されたコロラド州知事選挙の共和党予備選は、集計に数日を要したが、ビクター・マークス氏(宗教的リーダー、元海兵隊員)が2,000票余りの僅差(NBCニュース、99%開票時)でバーバラ・カークマイヤー連邦上院議員に勝利した。本選で民主党のフィル・ワイザー州司法長官と対戦する。 

州知事選の動向は2026年4月22日付地域・分析レポート、上院選の動向は2026年7月3日付地域・分析レポート参照。

(注1)実施時期は2026年7月8~11日。対象者は、ミシガン州の投票予定者500人。

(注2)共和党からは、元連邦下院議員のマイク・ロジャース氏が立候補している。

(松岡智恵子)

(米国)

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