2025年のEV登録台数が初の200万台突破、二輪車が過半
(インド)
ニューデリー発
2026年03月25日
インドの2025年(暦年)の電気自動車(EV)の新規登録台数(新車・中古車の合計、二輪・三輪車を含む)は前年比16.5%増の227万2,846台〔インド道路交通・高速道路省の統計サイト(VAHAN)から、2026年3月3日時点〕と、過去最高を記録した(添付資料図参照)。セグメント別でみると、二輪車が同11.5%増の128万1,170台、三輪車が同15.4%増の79万7,642台、四輪車などが同76.4%増の19万4,034台となった。
EV二輪車のメーカー別登録台数をみると、TVSが29万9,264台(シェア23.4%)、バジャジが27万79台(21.1%)、エイサー・エナジーが20万1,111台(15.7%)、オラ・エレクトリックが19万9,382台(15.6%)となり、上位4社でシェアの7割超を占めた(添付資料表1参照)。
EV三輪車のメーカー別登録台数をみると、マヒンドラ&マヒンドラが9万5,917台(シェア12.0%)、バジャジが7万8,546台(9.8%)、YCエレクトリックが4万1,219台(5.2%)で上位にあがった。日系のテラモーターズは1万535台だった(1.3%)(添付資料表2参照)。
EV四輪車などでは、タタ・モーターズ(注)が7万5,302台でシェア38.8%と首位を維持したが、前年(販売台数6万1,993台、シェア61.7%)と比べシェアは大きく低下した。2位はJSW・MGモーターで5万1,694台となり、前年の2万1,631台から2.4倍の伸びをみせ、シェアは前年の19.7%から26.6%に拡大した。3位はマヒンドラ&マヒンドラで3万6,381台(シェア18.7%)となり、前年の7,818台(7.1%)から大きく伸びた(添付資料表3参照)。2025年にショールームを開設したテスラ(2025年9月1日記事参照)は、226台(0.1%)だった。
最近のインドEV市場での日系企業の動きとしては、インディア・ヤマハ・モーターが二輪車を発表し(2025年11月26日記事参照)、テラモーターズがEV三輪車の新モデルを発表した(2025年6月11日記事参照)。また、四輪ではマルチ・スズキが「eビターラ」を量産開始し、2026年2月から販売している。
(注)2025年10月1日に旧タタ・モーターズは乗用車部門と商用車部門が分社化された。現タタ・モーターズは商用車部門の存続会社として、乗用車部門はタタ・モーターズ・パッセンジャー・ビークルズとなったが、本稿ではタタのグループ系列の登録台数を全て合計し、「タタ・モーターズ」と表記している。
(佐藤利昭)
(インド)
ビジネス短信 d96210225d133d17






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