米ノースカロライナ州で中間選挙の予備選、連邦上院選の有力候補が順当に勝利
(米国)
調査部米州課
2026年03月05日
米国ノースカロライナ(NC)州で3月3日、2026年11月の連邦上院選挙の予備選挙が実施された。予備選を想定した世論調査どおり(2026年1月22日記事参照)、民主党ではロイ・クーパー前知事、共和党ではマイケル・ワトリー氏〔元共和党全国委員会(RNC)委員長〕がそれぞれ9割、6割を超える得票率で勝利した(CNN3月4日)。
民主党が連邦上院で多数派となるには、激戦のNC州におけるクーパー氏の本選での勝利が必須といわれる。
NC州の連邦下院共和党予備選では、ドナルド・トランプ大統領が支持する現職のチャック・エドワーズ氏(第11区、州下院議員)、ティム・ムーア氏(第14区、州下院議員)らが勝利した。
現在、同州連邦下院の14議席のうち10議席を共和党が占めている。クック・ポリティカル・レポートの選挙予想格付け(2026年1月15日付、注)によれば、12議席で共和党候補が当選確実で、第1区(現職:民主党ドン・デービス氏)は共和党候補がやや優勢、第11区も共和党候補がかなり優勢となっている。
第11区の民主党候補となったジェイミー・エイガー氏(農家)は、民主党が実施する候補者の支援プログラム「レッド・トゥ・ブルー」の対象者となっており(2026年2月25日記事参照)、議席獲得に注力する。
NC州では近年、有権者の支持が分裂している。2024年大統領選挙ではトランプ氏が勝利したものの、同時に行われた知事選挙ではクーパー氏の後任として民主党のジョシュ・スタイン氏が当選した。トランプ氏の支持率が低下している中(2026年3月4日記事参照)、民主党は共和党優勢州での有利な展開を期待する。
(注)選挙予想格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。
(松岡智恵子)
(米国)
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