米連邦上院選の世論調査、ニューハンプシャー州、接戦のノースカロライナ州とも民主党候補優位

(米国)

調査部米州課

2026年01月22日

米国ニューハンプシャー(NH)州のニューハンプシャー大学は1月21日、11月の連邦上院選挙に関する世論調査結果(注1)を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。予備選挙を想定した問いでは、民主党のクリス・パパス連邦下院議員の支持率が65%とトップだった。共和党では、ジョン・E・スヌヌ氏(元連邦上院議員)が48%とスコット・ブラウン元連邦上院議員(25%、マサチューセッツ州選出)を上回った。

本選を想定した問いでは、パパス氏対スヌヌ氏は50%、45%、パパス氏対ブラウン氏も52%、42%と、いずれもパパス氏が優位になった。

現職の民主党ジーン・シャヒーン氏が立候補しないため、連邦上院で多数派を目指す民主党が維持したい議席として注目されている(2025年11月18日付地域・分析レポート参照)。

ノースカロライナ(NC)州の非営利団体カロライナ・フォワードが1月に実施した世論調査外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます(注2)によれば、連邦上院選を想定した問いで、民主党のロイ・クーパー元知事の支持率が47%と共和党のマイケル・ワトリ―氏〔42%、元共和党全国委員会(RNC)委員長〕を5ポイント上回った。

2025年9月の調査時にはクーパー氏が7ポイントリードしていたが、今回差が縮まったのは、主に共和党支持者の支持基盤の統合によるものとされている。無党派層の支持率はクーパー氏が48%とワトリー氏(19%)をリードしており、大きな逆転がない限りクーパー氏が優位とみられている。

共和党の予備選を想定した問いでは、ワトリー氏の支持率は36%と過半に達していないが、他の立候補者の支持率は1桁にとどまっているため、ワトリー氏が有力候補とみなされている。

現職の共和党トム・ティリス上院議員はドナルド・トランプ大統領との対立から再選を目指さないとしており、民主党が奪還を目指す議席になっている。

選挙情報サイトのクック・ポリティカル・レポート(CPR)の選挙予想格付け(1月12日付、注3)では、NH州は民主党がやや優勢、NC州は接戦だ。

(注1)実施時期は2026年1月15~19日。対象者はNH州の成人2,239人。

(注2)実施時期は2026年1月5~7日。対象者はNC州の投票予定者1,105人。

(注3)選挙予想格付けは、(当選)確実、かなり優勢、やや優勢、接戦の順となる。

(松岡智恵子)

(米国)

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