特殊鋼分野の生産連動型奨励策(PLI)、3次募集で55社85件のプロジェクトに関する覚書を締結

(インド)

ニューデリー発

2026年02月12日

インド鉄鋼省は2月9日、特殊鋼分野の生産連動型奨励策(PLI、注)(2021年11月4日記事2022年12月15日記事2025年1月17日記事2025年11月11日記事参照)の3次募集で、計55社による85件のプロジェクトに関する覚書を締結したと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。

同省によると、今回覚書を締結した全85件のプロジェクトによる投資総額は1,188億7,000万ルピー(約2,020億7,900万円、1ルピー=約1.7円)で、計870万トンの下流工程の鉄鋼製品および合金の生産拡大が見込まれている。

同分野のPLIスキームは、これまで2回の公募が行われている。同省の発表によると、2021年7月に開始された1次公募では、合計で2,710億6,000万ルピーの投資、1万4,760人の直接雇用創出、790万トンの特殊鋼の生産能力拡大が見込まれる。続いて、2025年1月に開始された2次公募では約1,700億ルピーの投資、1万6,000人の直接雇用創出、640万トンの生産拡大が期待される。またこれまでに、承認企業に対して総額23億6,000万ルピーのインセンティブの支払いが行われている。

(注)インド政府が2020年度に導入した国内製造業振興の目玉政策。対象となる全14分野について、分野ごとの適格基準を満たせば、新規工場を設立した製造業企業に対し、売上高の増加額などに応じてインセンティブ(補助金)が支給されるスキーム。

(花村大樹)

(インド)

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