インド重工業省、設備・電気機器安全規則(OTR2024)を全面的に撤回

(インド)

ニューデリー発

2026年01月21日

インド重工業省(MHI)は1月14日、2024年8月28日付で通達していた「設備・電気機器安全規則(包括的技術規制)〔Machinery and Electrical Equipment Safety(Omnibus Technical Regulation:OTR)Order,2024〕」(2024年11月7日記事参照)を撤回した。2026年1月16日に発表PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)した。

MHIは、2024年8月のOTR2024通達後、対象品目の見直しや施行期日の延長など、これまでに2回にわたり改正通達(2025年6月16日記事参照、11月18日記事参照)を発表してきたが、今回の通達により、改正通達も含めて全面的に撤回したことになる。

一方、インド標準規格局(BIS)がOTR2024通達を踏まえて開設した認証取得申請ポータルは継続運用されている。認証取得済みのインド企業名や対象品目も公開されていることから、設備・電気機器に対する安全規則は、当初OTR2024が目的とした強制認証ではなく、任意認証としての運用が継続される見込みだ。また、MHIはこれまで、業界ごとの小委員会を発足させ、同規則の運用を協議し、個別のガイドライン策定などが行われている(2025年8月8日記事参照)。そのため、今後は一部産業の設備・電気機器を対象とする安全規則が発表されないか、注視が必要だ。

(淺羽英樹)

(インド)

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