タイ保健省、アルコール飲料に関する告示案で意見公募

タイ保健省食品・医薬品局（FDA）は3月6日から3月31日まで、アルコール飲料に関する現行の保健省告示「アルコール飲料」（英語仮訳）を廃止することの告示案（日本語仮訳は添付資料参照）について意見公募を行っている。施行日は官報掲載日の翌日となっている。

FDAの説明資料よると、アルコール飲料のラベル表示に関する告示については、2024年10月22日付のアルコール飲料規制委員会告示「製造または輸入するアルコール飲料のラベルに関する原則、方法、条件」（日本語仮訳(149KB)）が同年11月9日から施行された。しかし、タイ財務省告示でアルコール飲料の品質規格を定めている（注）ことから、アルコール飲料に関する告示の内容重複を軽減するため、同保健省告示を廃止することについて、意見公募を行うという。

（注）詳細は、ジェトロ「タイのアルコール飲料の輸入規制」内の「食品関連の規制」を参照のこと。

（須田善也、ウォンパタラクン・ヤーダー）