中国国際航空、8月25日から大連~広島直行便の運航を再開

(中国、日本)

大連発

2023年08月21日

中国国際航空は7月26日、中国・大連と広島間の直行便の運航を8月25日から再開すると発表した。

同線路は毎週火曜日と金曜日に、ボーイング737-800型機で運航する。

  • 大連発午前10時40分-広島着午後1時40分(CA153便)
  • 広島発午後2時40分-大連着午後3時45分(CA154便)

大連周水子国際空港は既に日本の成田空港、福岡空港、仙台空港、中部空港、関西空港との間の5路線を再開した。なお、日本航空(JAL)は7月19日から大連と東京(羽田)間の直行便の運航を開始している(2023年7月21日記事参照)。

8月10には、中国文化観光部弁公庁が中国から日本などへの団体旅行を解禁すると発表(2023年8月21日記事参照)。日本政府観光局が発表したデータによると、7月の訪日外客数(注)は232万600人、うち中国からは31万3,300人で、全訪日外客数に占める中国からの割合は13.5%だった。

8月16日現在の大連空港と日本との直行便の運航情報は添付資料表のとおり。中国から日本への団体旅行解禁も相まって、今後の訪日観光客の増加や両国経済の回復が期待される。

(注)訪⽇外客数とは、法務省集計による出⼊国管理統計に基づいて算出したもの。訪⽇外客は、外国人正規⼊国者から、⽇本を主たる居住国とする永住者等の外国人を除き、これに外国人の⼀時上陸客などを加えた⼊国外国人旅⾏者のこと。駐在員やその家族、留学⽣などの⼊国者・再⼊国者は訪⽇外客に含まれる。なお、上記の訪⽇外客には乗員は含まれない。

(王哲)

(中国、日本)

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