貿易産業相の後任を変更、土地・天然資源相が兼務へ

ガーナのナナ・アクフォ＝アド大統領は1月13日、サミュエル・アブ＝ジナポ土地・天然資源相が、1月16日から正式な後任が決まるまで、貿易産業省の責任を負うと発表した。アラン・チェレマテン前貿易産業相の大統領予備選挙への立候補を受けた辞任に伴い、当初はケン・オフォリ＝アタ財務相の兼務が発表されていた（2023年1月13日記事参照）。

アブ＝ジナポ土地・天然資源相は、アクフォ＝アド大統領の側近として2007年の新愛国党の党首選や過去2回の総選挙において活動後、弁護士および大統領府の首席補佐官代理を経て、2020年から現職。ガーナ国内史上最年少の大臣経験者として知られる。

（柴田北斗）