第3四半期の実質GDP成長率、前年同期比マイナス4.0%

(ロシア)

欧州ロシアCIS課

2022年11月18日

ロシア連邦国家統計局は11月16日、2022年第3四半期(7~9月)の実質GDP成長率をマイナス4.0%(前年同期比、速報値)と発表した(添付資料表参照)。2四半期連続のマイナスとなった。経済発展省は同四半期の実質GDP成長率推計値をマイナス4.4%としていたが、それを0.4ポイント上回る結果となった(2022年11月11日記事参照)。

産業別統計をみると、特に落ち込みが大きいのは小売商品売上高で、前年同期比9.1%減となった。個人消費の落ち込みが続いていることがうかがえる。2022年7~9月の消費者物価指数の増減は前月比でそれぞれ0.4%減、0.5%減、0.1%増と幅は小さいものの、前年同月比では15.1%増、14.3%増、13.7%増と、ウクライナへの軍事侵攻開始前と比較して依然高止まっている。実質可処分所得は前年同期比3.4%減と大きく落ち込み、3四半期連続のマイナスとなった。

2022年の実質GDP成長率について、世界銀行はマイナス4.5%(10月4日発表)、ロシア中央銀行はマイナス3.5%~マイナス3.0%(10月28日発表)、IMFはマイナス3.4%(10月11日発表、2022年10月12日記事参照)、経済発展省はマイナス2.9%(2022年11月11日記事参照)と予測している。

(宮下恵輔)

(ロシア)

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