新型コロナ関連の水際措置、3月18日から撤廃
(英国)
ロンドン発
2022年03月15日
英国政府は3月14日、新型コロナウイルス感染症対策として導入した英国入国時の水際措置の撤廃を発表した。
3月18日午前4時(英国時間)から、英国に入国する際に義務付けている措置(2022年1月25日記事参照)を撤廃する。具体的には、ワクチン接種完了者については入国前の乗客追跡フォームの入力義務、接種未完了者については同フォームの入力および渡航前検査と入国後2日目以内の検査実施の義務を撤廃する。
また、高リスク国・地域からの入国者向けの政府指定ホテルの確保についても、3月末から完全に終了するとした。
今後の水際対策については、ボリス・ジョンソン首相が2月21日に発表した新型コロナウイルスとの共生計画(2022年2月22日記事参照)に沿い、感染状況に応じて危機対応措置を導入する可能性は引き続き留保しながらも、きわめて厳しい状況下でのみ導入するとした。
航空業界もマスク着用について緩和を検討
ヒースロー空港も同日、3月16日以降は同空港ターミナル内、駅などでのマスク着用義務を撤廃すると発表した。英航空会社ブリティッシュ・エアウェイズとヴァージン・アトランティック航空も、機内でのマスク着用ポリシーについて見直しを行うとしている。
(山田恭之)
(英国)
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