中国渡航時、新たに7日前のPCR検査、7日間の健康観察が必須に

(中国、日本)

中国北アジア課

2022年01月11日

新型コロナウイルス・オミクロン型変異株の感染が世界的に拡大する中、在日中国大使館は1月7日、水際対策のため、日本から中国への渡航時の事前検査などを強化することを発表した(2020年11月5日記事2020年11月11日記事2020年12月9日記事2021年1月7日記事2021年3月1日記事参照)。1月19日以降の渡航者から本措置を適用する。

今回の措置により、新たに、搭乗予定日7日前のPCR検査の受診、PCR検査日(検体採取日)から7日間(搭乗予定日前日まで)の健康観察と自己健康状況観察表への記入が必要となった(添付資料表参照)。

これによって、1月19日の渡航予定者は1月12日にPCR検査の受診、12~18日に健康観察の実施と自己健康状況観察表への記入、搭乗予定日48時間(2日)以内にダブル検査(PCR検査と血清IgM抗体検査)の受診、18日午後8時までに健康コード申請書類(注)のアップロードが求められる。

発表内容の詳細や、新たに記入が必要となった自己健康状況観察表のフォーマットは、在日中国大使館のホームページ外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますに掲載されている。

(注)非中国籍者の申請書類のリストは以下のとおり。

  1. 搭乗予定日7日前のPCR検査陰性証明書
  2. 自己健康状況観察表
  3. 搭乗予定日48時間(2日)以内のダブル検査証明書
  4. パスポート
  5. 中国査証/中国の居留許可
  6. 指定フォーマットのワクチン証明書(日本と中国以外の第三国で接種した場合は第三国で発行された接種証明書に加え新型コロナワクチン接種声明書が必要)
  7. 日本の居留証明(住民票/日本の運転免許証/健康保険証など)
  8. 航空券の予約証明(Eチケットなど)

(中井邦尚)

(中国、日本)

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