新型コロナ特別防疫対策を発表、私的な集まりの人数制限強化

(韓国)

ソウル発

2021年12月03日

韓国保健福祉部は12月3日、国内での新型コロナウイルスのオミクロン株感染者の確認やオミクロン株以外の感染者の増加に加え、今後も一層拡大する可能性が懸念されることから、特別防疫対策として12月6日から2022年1月2日までの間(注1)、ワクチン接種の有無にかかわらず、「私的な集まり」の人数について、首都圏では最大6人、非首都圏では最大8人とすると発表した(2021年12月2日記事参照、注2)。

また、防疫パス(ワクチン接種証明・陰性確認)が必要となる施設などについて、新たに「レストラン・カフェ」「塾」「映画館」などを追加して計16種類とした。なお、12歳から18歳のワクチン接種完了者に対しては、2022年2月1日から新たに防疫パスを適用することも決定した。

(注1)感染者増加の状況により期間が延長される可能性もある。

(注2)当該特別防疫対策開始前は、首都圏で最大10人、非首都圏で最大12人まで可能(2021年11月5日記事参照)。なお、今回の特別防疫対策では、レストラン・カフェなどの営業時間制限は設けられず、今後、状況が悪化した場合に再検討する。

(当間正明)

(韓国)

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