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7月5日以降の新型コロナ警戒信号の色は全州で変更なし

(メキシコ)

メキシコ発

2021年07月05日

メキシコ連邦保健省は7月2日、7月5日以降に適用される各州の新型コロナウイルス感染警戒信号(2020年5月15日記事6月2日記事6月15日記事8月31日記事参照)の色を発表した。全国32州のうち、5州がオレンジ、8州が黄色、19州が緑となり、変更は全くなかった(添付資料表参照)。進出日系企業が多い州では、タマウリパス州がオレンジ、チワワ州、メキシコ市、ヌエボレオン州が黄色、アグアスカリエンテス州、バハカリフォルニア州、コアウイラ州、グアナファト州、ハリスコ州、メキシコ州、ケレタロ州、サンルイスポトシ州、サカテカス州が緑。

日系自動車産業が集積する中央高原のいわゆるバヒオ地域諸州は緑を維持しているが、以前と比べると、少し感染が増加している。他方、首都メキシコ市やヌエボレオン州は明らかな増加傾向になっている。メキシコ市の発症日別の新規感染者数を週単位でまとめたデータをみると、第20週(5/9~15)から増加(前週比2.0%増)に転じており、第21週(5/16~22)は9.1%増、第22週(5/23~29)は10.7%増、第23週(5/30~6/5)は24.7%増、第24週(6/6~12)は現時点で24.7%増と加速している。メキシコにおける、発症から14日以内の「アクティブ」患者数は7月2日時点で3万9,451人だが、そのうちの31.6%(1万2,453人)をメキシコ市が占める。その他、太平洋岸のリゾートのロスカボスがある南バハカリフォルニア州(2,841人、7.2%)、南部大西洋岸のタバスコ州(2,804人、7.1%)、首都メキシコ市周辺のメキシコ州(2,752人、7.0%)、南東部ユカタン半島のユカタン州(2,537人、6.4%)、カリブ海リゾートのカンクンがあるキンタナロー州(2,163人、5.5%)でアクティブ患者が多い。アクティブ患者の64.2%が40歳未満で、ワクチン未接種の若年層の感染が増えている。

30~39歳の接種も開始

連邦保健省によると、メキシコは7月2日までに5,973万1,895回分のワクチンを製薬会社から受領しており、そのうち2,194万9,345回分が米国ファイザー、1,847万4,300回分が英国アストラゼネカ(一部は国内でパッキングしたもの)、900万回分が中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)、410万回分がロシア国立ガマレヤ研究所、485万8,200回分が中国の康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス)(国内でパッキング)、135万回分がヤンセンファーマ(米国ジョンソン・エンド・ジョンソン)となっている。7月1日午後9時時点で、受領分の77.8%に相当する4,645万1,716回分を接種済み。現時点までの接種対象者は、医療関係者、教育関係者、60歳以上の高齢者、50~59歳、40~49歳の年齢層、妊婦、北部国境都市の住民(18~39歳)で、合計3,196万60人に対して少なくとも1回の接種が完了している(人口比25.4%、成人人口比約36%)。このうち、1,968万6,818人については2回目も接種、あるいは1回で済むカンシノやヤンセンを接種済み。首都メキシコ市では7月6日から、30~39歳の年齢層へのワクチン接種が開始される。

(中畑貴雄)

(メキシコ)

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