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新内閣が発足、テクノクラートなどを主要ポストに起用

(コートジボワール)

アビジャン発

2021年04月08日

コートジボワール大統領府は4月6日、新内閣の閣僚名簿を発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。3月6日に実施された国民議会選挙(2021年3月12日記事参照)に続いて、同24日に内閣が総辞職していた。

新内閣は、3月10日に死去したアメッド・バカヨコ前首相(2021年3月12日記事参照)に代わって、同26日に任命されたパトリック・アシイ首相をはじめ37人の閣僚で構成され、前内閣から4人減った。新任は13人となり、18人が退任した。女性閣僚は8人だ。野党からの入閣はなく、主要閣僚の多くが留任したため、新内閣発足に伴う政策的な変更は限定的とみられる。なお、閣議に参加しない閣外相を含めると41人となる。

首相に任命されたアシイ前大統領府事務総長の後任には、アブドゥラマン・シセ前石油・エネルギー・再生可能エネルギー相が回り、同相に代わって、コートジボワール石油精製会社(SIR)のトマ・カマラ社長が民間から起用された。退任したアリ・クリバリ外務・アフリカ統合・在外自国民相の後任には、カンディア・カマラ前国民教育・技術教育・職業訓練相が横滑りした。また、バカヨコ前首相兼国防相の長期病気療養中に、暫定国防相に指名されたテネ・ビライマ・ワタラ前大統領府政務相(アラサン・ワタラ大統領の弟)は国務級大臣として入閣した。前内閣でも重鎮だったコベナン・アジュマニ農業・農村開発相も国務級大臣に昇格した。

経済・社会・環境・文化評議会議長に任命されたアカ・アウレ前保健・公衆衛生相の後任に、ピエール・ディムバ前道路管理公社最高経営責任者(CEO)が入閣した。広報・メディア相兼政府報道官には、ゴン・クリバリ元首相のいとこのアマドゥ・クリバリ対外情報機関局長が起用された。

注目されていた副大統領のポストは、ダニエル・ダンカン前副大統領が2020年7月に辞職(2020年7月22日記事参照)して以来、空席のままとなっている。

3期目となるワタラ政権は今回の組閣人事で、政策の継続性を重視するとともに、重要な選挙区で勝利した地方の議員や有力者、テクノクラートを登用して閣僚の若返りを図っており、経済発展に向けて指導力の発揮や安定的な政権運営を目指す方針に変更はない見通しだ。

(渡辺久美子)

(コートジボワール)

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