タミル・ナドゥ州、感染拡大を受けて活動制限措置を発表

(インド)

チェンナイ発

2021年04月09日

インド南部タミル・ナドゥ(TN)州は4月8日、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、活動を制限する通達PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を発出した。本通達の活動制限に関する主な内容は以下のとおりで、4月10日から施行する。

  • 事業者は標準行動手順(SOP)を厳守することで、操業することができる。事業者はガイドラインPDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)に基づき、従業員へのワクチン接種を手配しなければならない。
  • バスの運行(プドゥチェリー連邦直轄領、カルナータカ州、アンドラ・プラデシュ州間を含む)は継続されるが、乗車人数は座席数までに制限し、立ったままの乗車は不可。
  • 食料品店やショッピングモールなどの全ての店は午後11時までの営業となり、収容可能人数を半数以下に制限。
  • レストランなどの飲食を提供する店は午後11時までの営業となり、収容可能人数を半数以下に制限。食事の持ち帰りも午後11時までの営業に制限。
  • 屋内施設で行うあらゆるイベントの収容人数は最大200人に制限。
  • 展示会場の利用は商業目的に制限。
  • タクシーなどの利用は、運転手を除いて3人までの利用に限る(既に適用されているが、履行の徹底)。
  • オートリキシャの利用は、運転手を除いて2人の利用に限る(同上)。
  • 州外(プドゥチェリー連邦直轄領、カルナータカ州、アンドラ・プラデシュ州を除く)からの移動には「eパス(許可証)」が必要(同上)。

TN州では2月以降、活動制限の大きな変更はなかった(2021年2月9日記事参照)が、今回の通達により活動制限が強化される。国内最大の感染者を抱える西部マハーラーシュトラ州と比べると、感染者数は少ない。しかし、TN州は現在、2万7,000人以上のアクティブ感染者(注)を抱えており、インド全州では6番目に多い。TN州政府この活動制限によって感染拡大の抑止強化を図る。なお、デリー準州(2021年4月7日記事参照)やマハーラーシュトラ州(2021年4月7日記事参照)でも活動制限が発表されているが、TN州では両州ほどの大きな制限内容の変更点は見られなかった。

通達には解釈の余地があるともに、変更の可能性もあるため、随時、最新の通達や報道の確認をされたい。

(注)感染者数から回復者数と死者数を除いた数。

(浜崎翔太)

(インド)

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