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2020年のGDP成長率は2.9%、プラス成長を維持

(ベトナム)

ハノイ発

2021年01月08日

ベトナム統計総局は12月27日、2020年の実質GDP成長率(推計値)を2.9%と発表した。前年の7.0%からは大きく減速したものの、統計総局は、2.9%の成長率は世界的に高水準で、ベトナムの成功を表していると強調した(添付資料図参照)。

四半期別の成長率は、第1四半期(1~3月)3.7%、第2四半期(4~6月)0.4%、第3四半期(7~9月)2.7%、第4四半期(10~12月)4.5%だった。2020通年の成長率を業種別にみると、農林水産業が2.7%、鉱工業・建設業が4.0%、サービス業が2.3%となった(添付資料表参照)。

農林水産業は、農作物やエビなどの収穫量の増加により、前年よりも高い成長率となった。鉱工業・建設業は前年を下回る成長率だったが、そのうち製造業は5.8%成長で、引き続き経済を牽引する役割を果たしている。サービス業は新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、業種別で最も大きく減速したものの、そのうち卸・小売業は5.5%成長を保った。

なお、世界銀行はベトナムのGDP成長率を12月21日時点で3.0%弱、アジア開発銀行(ADB)は12月10日時点で2.3%、IMFは11月13日時点で2.4%と予測していた。

CPI上昇率は3.2%、国会目標を達成

消費者物価指数(CPI)上昇率(推計値)は3.2%で、国会の目標値4%未満(2019年12月9日記事参照)を達成した。通年のCPI上昇要因としては、新型コロナウイルス感染拡大に伴う医薬品や医療機器の値上げ、豚肉をはじめとする食品価格の上昇が挙げられた。一方、石油・ガスの価格下落、経済対策としての一時的な電気料金の減免(2020年12月23日記事4月22日記事参照)、観光関連料金の値下げなどがCPI上昇を抑制する要因となった。

(グエン・ラン)

(ベトナム)

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