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メキシコ市とメキシコ州の新型コロナ警戒信号が赤に転じる

(メキシコ)

メキシコ発

2020年12月21日

メキシコ連邦保健省のウーゴ・ロペス・ガテル次官、メキシコ市のクラウディア・シェインバウム市長、メキシコ州のアルフレド・デル・マソ・マサ知事は12月18日午前中に合同で記者会見を行い、メキシコ市とメキシコ州の新型コロナウイルス感染警戒信号(2020年5月15日記事6月2日記事6月15日記事8月31日記事参照)を12月19日から2021年1月10日までの23日間、警戒度が最も高い「赤」とすると発表した。メキシコ市は6月29日、メキシコ州は7月20日からオレンジだったが、感染急増と病床利用率の高まりを踏まえ、「不可欠な活動」以外を原則禁止した。

12月19日に保健省が発表したデータでは、メキシコ全土の累計感染確認者数は131万3,675人だが、うちメキシコ市は28万7,682人、メキシコ州が13万2,641人で、その合計は全体の32.0%を占める。メキシコ市の感染確認者数は12月18日が4,958人、12月19日が4,991人と高水準で、全土の新規感染確認者数の約4割を占める。病床も逼迫しており、12月19日の発表データでは一般病床利用率は85%、人工呼吸器付病床利用率は70%だ。新型コロナウイルス感染警戒信号は隔週金曜日午後7時に連邦保健省が発表し、その翌週月曜日から適用されるが、今回のメキシコ市とメキシコ州の場合、12月19日(土)から適用するために18日(金)午前中に発表したとみられる。感染拡大の深刻さを物語っている。

グアナファト州も12月28日に赤に移行

連邦保健省が12月18日夕方に発表した、12月21日以降に適用される各州の新型コロナウイルス感染警戒信号は、全国32州のうち、3州が赤、24州がオレンジ、3州が黄色、2州が緑となっている。メキシコ市とメキシコ州がオレンジから赤、コリマ州、オアハカ州、トラスカラ州が黄色からオレンジ、ベラクルス州が緑から黄色へと後退した。サカテカス州が赤からオレンジ、シナロア州とタマウリパス州がオレンジから黄色への好転した(添付資料表参照)。

進出日系企業が多い州をみると、メキシコ市、メキシコ州、バハカリフォルニア州が赤、アグアスカリエンテス州、チワワ州、コアウイラ州、グアナファト州、ハリスコ州、ヌエボレオン州、ケレタロ州、サンルイスポトシ州、サカテカス州がオレンジだ。タマウリパス州がオレンジから黄色に今回転じた。グアナファト州政府は、連邦保健省がオレンジとしている警戒信号を、独自の判断として12月28日から2021年1月10日までの14日間、赤にすると発表した。

(稲葉公彦)

(メキシコ)

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