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6カ月ぶりに海外渡航再開も60カ国からの入国制限を維持、日本からは渡航可能に

(南アフリカ共和国)

ヨハネスブルク発

2020年10月02日

南アフリカ共和国政府は9月30日、10月1日からの部分的な海外渡航および国境の再開を前に(2020年9月24日記事参照)、各担当閣僚が詳細を説明する記者会見を行った。3月27日にナショナル・ロックダウン(2020年3月27日記事参照)の実施が始まった南アでは、これまで南ア人・在留外国人の本国帰還にかかる臨時便を除く国際商業便の運航が禁じられていたため、約6カ月ぶりの国境再開となった。これにより日本をはじめ、アフリカ諸国やオセアニア、東南アジア諸国からのビジネス・余暇を目的とした渡航が認められることになった。

他方で、アーロン・モツォアレディ内務相は、米国、インド、ブラジル、欧州諸国など計60カ国の「高リスク国」からの余暇を目的とした渡航を認めないと発表外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますした。ただし、高リスク国からのビジネスを目的とする旅行者で、専門性の高い技術を持つ駐在員の再渡航や投資家などの入国は例外的に認めるとした。また同相は、いかなる旅行者においても、出発72時間前までに取得した新型コロナウイルス陰性証明書の提示(医師の署名入り)や、公共の場でのマスク着用義務などの順守が必要だと述べた。ロックダウン中に失効したビザは、2021年1月31日まで有効期限が自動延長されることも明らかになった。

また、ナレディ・パンドール外相は同日運輸省と共同で行った記者会見外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますにおいて、政府は独自の基準で「高リスク国」「中リスク国」「低リスク国」を定義したと述べた。それぞれの基準は以下のとおり。

  • 高リスク国(旅行者):南アと比べて新型コロナウイルスの感染者数・死者数が多い国
  • 中リスク国(旅行者):南アと同程度の新型コロナウイルス感染者数・死者数の国
  • 低リスク国(旅行者):南アと比べて新型コロナウイルス感染者数・死者数が少ない国

10月1日時点で中リスク国、低リスク国のリストは発表されていないが、9月30日時点で南アの新型コロナウイルス感染者累計は世界10位となる67万4,339人(死者数1万6,734人)のため、この定義に照らすと日本は低リスク国に分類されるとみられる。また、パンドール外相は、上記リスク国の分類は2週間ごとに見直しを行うと述べた。さらに、高リスク国から渡航する旅行者が過去10日間以上、低リスク国に滞在していたことを証明できれば、低リスク国から渡航してきたものとみなすとし、高リスク国を経由する乗継便での渡航の許可も示唆した。また、高リスク国の航空会社の運航も禁じないと述べている。いずれも、詳細は担当省庁からの官報で確定・発表される見込みだ。

(高橋史)

(南アフリカ共和国)

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