香港政府、集合制限を7月16日まで、大陸との入境制限を8月7日まで延長
(香港)
香港発
2020年07月02日
香港政府は6月30日、社会的接触減少のための措置と入境制限措置を延長すると発表した(2020年6月4日記事、2020年6月18日記事参照)。各措置の延長内容は以下のとおり。
【社会的接触減少のための措置】
- 公共の場所における集合について、50人までを上限とする措置を引き続き実施。宗教施設の人数制限について、収容可能数の50%から80%へ緩和する。飲食の提供は禁止。
- バーの座席数制限について、通常座席数の50%から80%へ緩和。ナイトクラブ、映画館やコンサートホールなどの娯楽施設も同様とする。
以上の措置については、7月2日だった期限を14日間延長し、7月16日を新しい期限とする。
【入境制限措置】
中国本土、マカオ、台湾からの入境制限について、7月7日までの期限を8月7日まで延長する。
また、香港政府は現在、広東省およびマカオ政府の関係部門と、共同の防疫抗疫フレームワークのもとで新型コロナ検査結果の相互認証について検討を進めており、詳細については追って公布するとしている。
(渕田裕介)
(香港)
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