香港政府、公共の場における集合可能人数を50人までに緩和
(香港)
香港発
2020年06月18日
香港政府は6月16日、公共の場において集合可能な人数の上限を、8人から50人に緩和すると発表した。6月19日から実行し、期間は7月2日までの14日間となる。
発表された主な緩和措置は以下のとおり。
- 公共の場における集合可能人数の上限を、8人から50人へ拡大。交通機関や裁判所、議会などは集合禁止の対象外。
- 50人を超えない株主総会などの会議や結婚披露宴の実施。
- 飲食店における同一テーブルへの着席可能人数の制限を撤廃。バーやナイトクラブは4人から8人へ拡大。その他の規制(テーブル間の距離を1.5メートル以上空けるなど)は継続。
- カラオケやフィットネスクラブなどの個室入室人数や1レッスンの参加人数を8人から16人へ拡大。
- ライブ演奏やディスコの再開。ただし、サウナは引き続き営業禁止。
上記に違反し集合した者、集会の主催者、集合場所の所有・管理・運営者に対しては最高2万5,000香港ドル(約35万円、1香港ドル=約14円)の罰金および6カ月の禁錮刑が科される可能性がある。
(渕田裕介)
(香港)
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