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タミル・ナドゥ州政府、7月末までのロックダウン延長などを発表

(インド)

チェンナイ発

2020年07月03日

タミル・ナドゥ(TN)州政府は6月29日、州全体のロックダウンを7月31日まで延長すると発表した。また、特に感染が広がっているチェンナイ市やマドゥライ市を含む地域では、これまで実施していた厳しいロックダウン措置を7月5日まで延長した。インド保健・家庭福祉省によると、TN州の累計感染者は7月1日午前8時時点でマハーラーシュトラ州に次いで多い9万167人となっており、州政府は感染拡大のペースを鈍化させることを企図し、他州と比べ制限が厳しいロックダウンを続けている。

ロックダウンの緩和措置は限定的に

TN州政府は5月31日、内務省がロックダウンの段階的緩和を盛り込んだガイドライン(2020年6月3日記事参照)に、州独自の規制を加えた6月末までのロックダウン措置を発表していた(2020年6月3日記事参照)。これにより、経済活動や人の移動の制限に努めたが、州内で感染拡大が続いたことから、チェンナイ市などの感染拡大地域において、6月19日から30日までの間、より厳しいロックダウン措置を実施していた(2020年6月18日記事参照)。当該措置の期限が6月末であったことから、7月以降の緩和措置などが注目されていたが、州政府はさらなる感染拡大を危惧し、ロックダウン継続を決断した。

州政府が6月30日付で発出した通達(添付資料参照)によると、7月以降の州内における緩和措置は限定的な内容となった。封じ込めゾーンとチェンナイ市などを含む地域以外では、農村部の小規模宗教施設の再開が認められたことを除き、6月末までの制限事項とほぼ同様の内容となった。一方、バスの県内移動が州全体で7月15日まで停止された点や、葬儀などで許容される参加人数の上限が50人から20人に縮少された点など、以前より厳しくなった規制も見られた。

チェンナイ市を含む地域では、6月19日から30日までの間に実施していた厳重なロックダウンが7月5日まで継続され、6日からは、TN州政府が5月31日に発表した制限とほぼ同様の内容に緩和される。しかし、日曜日(7月5日、12日、19日、26日)だけは、5日までの制限内容よりもさらに厳しい制限が課され、病院や薬局などの営業、医療関係車両の移動、ミルクの配達など一部の例外を除き、全ての活動を州内で禁止するとしている。

(坂根良平)

(インド)

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