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タミル・ナドゥ州政府、6月末までのロックダウン延長と一部の緩和措置を発表

(インド)

チェンナイ発

2020年06月03日

タミル・ナドゥ(TN)州政府は5月31日、中央政府による6月30日までのロックダウン延長PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)段階的解除PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)の発表を受け、TN州の6月30日までのロックダウン延長および感染が少ない地域での緩和措置に関する通達PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を発出した。同通達は、おおむね内務省のガイドラインに沿った内容となった一方、州独自の制限も設けられた。TN州の新型コロナウイルス累計感染者数は、マハーラシュトラ州に次ぎ国内で2番目に多く、感染者数が少ない州に比べ、経済活動の再開を慎重に進めている。

TN州では、6月30日まで州全体で禁止される活動に、宗教施設への参拝、ホテルの通常営業、ショッピングモールの営業再開などが盛り込まれ、内務省のガイドラインよりも厳しい措置がとられている。また、TN州内を、1.封じ込めゾーン、2.チェンナイ市内から1.を除いた地区、3. 1.および2.以外のTN州全域、の3つのエリアに分けて、制限事項や許可される経済活動などを更新した。1.の地域では緩和措置はなく、引き続きいかなる活動も認められない。一方、2.の地域では、民間企業のオフィスが平常時の50%の従業員数で営業を認められ、3.の地域では、民間企業のオフィスおよび工場が100%の従業員数で操業することが認められた。加えて、2.および3.の地域では、レストラン内での飲食が、平常時の50%の客席数などを条件に6月8日から可能になる。

州間の移動については、内務省のガイドラインでは、許認可なしでの移動が可能とされる一方、TN州政府は既存のeパス(許可証)システムを継続した上での移動を認めるものとした。

入域時の検査や隔離待機について規定した通達も発出

またTN州政府は5月31日、6月30日までの制限事項と緩和措置に加え、感染拡大対策のための包括的なガイドラインに関する通達PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)を発出した。同通達では、州内を8つのゾーンに分け、入域時の検査や隔離待機の要否について言及している。これによると、ゾーン内における県内・県間移動ではeパスが不要、ゾーン8(チェンナイ市)を除くゾーン間の移動ではeパス取得が必要となった。ゾーン8から他のゾーンへの移動ついては、eパス取得に加え、商用の移動や48時間以内の往復を除き7日間の隔離待機が求められる。

なお、国内線旅客便を利用し州内へ移動する場合の手順などについては、5月24日に発出された通達PDFファイル(外部サイトへ、新しいウィンドウで開きます)に規定されており、eパス取得と14日間の隔離待機が必要となっている。

(坂根良平)

(インド)

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