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2020年の成長率予測はマイナス3.0%に、17年連続のプラス成長が途切れる見込み

(ウルグアイ)

ブエノスアイレス発

2020年04月20日

IMFは4月14日、世界経済見通し(WEO)を発表し、2020年のウルグアイの実質GDP成長率をマイナス3.0%と予測した。IMFは2月の段階では2.1%と予測していたが、5.1ポイントの大幅な引き下げとなった。ウルグアイは過去17年連続でプラス成長を続けている。なお、WEOによれば、2020年の中南米・カリブ諸国の実質GDP成長率は、マイナス5.2%に落ち込む見込みだ。

ウルグアイは、2003年以降、リーマン・ショックなどにより隣国のブラジルやアルゼンチンの景気が後退しても、2019年まで17年連続のGDPプラス成長を続けてきた(2020年4月1日記事参照)。IMFが2月21日に発表した第4条協議のスタッフ・ペーパー外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますでは、今後の経済成長や投資、雇用面での課題を示唆しつつも、GDP成長率は2020年に2.1%、2022年に2.5%のプラス成長を見込んでいた。

しかし、3月に入ってからは、新型コロナウイルスの影響によって、対中輸出額は2月が前年同月比50%減、3月が24%減を記録した(2020年4月8日記事参照)。また、不要不急の外出制限などを積極的に進めており、国内の経済活動も低迷している。4月16日には、国家統計局が2月の失業率を10.5%(前年同月比2.1ポイント増)と発表し、2007年以来の高さとなった。今後さらにその数値が悪化することが予想される。

2021年の見通しについてIMFは、5.0%のV字回復を予測している。なお、世界銀行は2020年の成長率をマイナス2.7%、2021年を5.5%と予測している(4月12日発表)。

(紀井寿雄)

(ウルグアイ)

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