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米国シカゴ最大のインキュベーター、買収により支援プログラムを拡大

(米国)

シカゴ発

2020年02月26日

シカゴを代表するインキュベーターの「1871」は2月18日、NPOのイリノイ・テクノロジー協会(ITA)を買収したと発表した。

1871はアーリーステージのテック系企業の支援プログラムを得意とし、ITAはアーリーステージ後期以降の支援プログラムを得意としている。今回の買収により、1871はシカゴの幅広いステージのテック系企業に対し、成長段階に応じ一貫した支援を提供できることになったとしている。

この発表に際し、1871のベッツィ・ジーグラー最高経営責任者(CEO)は「現在のテック・コミュニティにはエネルギーがあふれており、刺激的なことが続くだろう。2つの組織の統合により、今後はシカゴのみならず、イリノイ州、さらに中西部全体まで支援の輪を広げられると確信している」と述べた。

シカゴ・エコシステムでの連携深まる

ITAは2005年に、テックネクサス・ベンチャー・コラボレーティブのCEOでもあるテリー・ハワートン氏によって設立された。ITAは、シカゴ・スタートアップ・エコシステム黎明(れいめい)期にテック起業家とリーダーが集い、互いに支えながら良い会社を築くことを目的として始まり、エコシステムの成長に伴い、2013年からはアーリーステージ後期以降のテック系企業の支援に集中するようになった。

これに対して、1871は2012年に設立され、シードステージのテック系企業を主に支援し、ドイツ系自動車部品サプライヤーのボッシュと連携して、モノのインターネット(IoT)に特化したインキュベーション施設のコネクトリー(The Chicago Connectory、2019年4月17日記事参照)を運営するなど、シカゴ・スタートアップ・エコシステムの裾野を広げてきた。1871は2020年1月にも、ものづくりに特化したシカゴのインキュベーター「エムハブ(mHUB)」との提携を発表(2020年1月31日記事参照)している。

1871の詳細については、2019年5月7日付地域・分析レポートを参照。

(河内章)

(米国)

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