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ポーランド、非EU市民への滞在許可発行数でEUトップに

(ポーランド)

ワルシャワ発

2019年11月07日

EU統計局(ユーロスタット)の10月25日の発表によると、EU28カ国のうち、2018年に非EU市民に対して発行した滞在許可数が最も多かったのはポーランドで、発行数は63万5,335件とEU全体(322万5,436件)の19.7%を占めた(添付資料図1参照)。

2018年にポーランドが非EU市民に発行した滞在許可の内訳をみると、最も多かったのがウクライナで、発行数は41万3,449件に上った。これは、ポーランドの滞在許可発行数の65.1%を占める。また、EU全体のウクライナ人への滞在許可発行数は52万6,864件だったため、ポーランドのウクライナ人への滞在許可発行数はEU全体の78.5%を占めていることになる。なお、ウクライナに次いで多かったのは、ベラルーシ(発行数12万6,576件)、トルコ(1万3,264件)だった(添付資料図2参照)。

滞在申請数が急増、ポーランド滞在の際は余裕を持った対応を

2018年にポーランドで発行された滞在許可を目的別にみると、就労のためのものが最も多く、32万7,605件とド全体の51.6%を占めた(添付資料図3参照)。

ユーロスタットは、英国では就学目的での滞在許可発行(42.2%)が多いことと比較して、ポーランドでは非EU市民への就労目的の滞在許可発行数が多いことを特徴として挙げている。また近年、ポーランドは順調に経済発展をしており、日系企業をはじめとした世界各国の企業から注目されている。2018年は微減したものの、過去10年間をみると非EU市民への滞在許可発行数は増加傾向にあり、2009年と2018年を比較すると、滞在許可発行数は約19倍になっている(添付資料図4参照)。

一方、日系企業などから、ポーランドでの就労に必要な諸手続きに多大な時間を要するという声が最近、増えている(2019年7月31日記事8月30日記事参照)。その背景には、ポーランドで多くの就労目的の滞在許可申請がされており、滞在許可申請の処理に時間がかかっていることがあるとみられる。ポーランドでの滞在許可を申請する際は、在日ポーランド大使館のウェブサイト外部サイトへ、新しいウィンドウで開きますを確認の上、時間に余裕をもった各種手続きを行うことが求められている。

(楢橋広基)

(ポーランド)

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