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インド・南部アフリカ国際会議を開催、日系企業はインド企業との連携模索

(ザンビア、インド、アフリカ)

ヨハネスブルク発

2019年11月06日

インド工業連盟(CII)とインド輸出入銀行は10月14、15日、ザンビアの首都ルサカでインド・南部アフリカ国際会議を開催した。インドから約80人、ザンビアを中心に南部アフリカ開発共同体(SADC)(注)諸国などから約200人が集まった。議論の中ではアグリテックやフィンテックなどのビジネス展開の可能性について高い関心が寄せられた。

ザンビアのエドガー・ルング大統領は本会議で「インドとの協力によりアフリカの課題である医療や教育の質の向上や、人材育成・雇用創出などを図るべく議論する」と語った。ザンビアのクリス・ヤルマ貿易・商業相からは、南部アフリカ諸国とインドとの持続的な発展と貿易・投資分野での関係強化への期待が語られた。また、ザンビア開発庁(ZDA)のマトンゴ・マタンワンディ総裁は「ザンビアは安定した政治、銅やコバルトをはじめとする天然資源、地理的優位性などがある」とアピールした。

写真 ルング大統領をはじめ登壇者一同(ジェトロ撮影)

ルング大統領をはじめ登壇者一同(ジェトロ撮影)

ジェトロはインドと南アフリカ共和国、ドバイ進出の日系企業3社からなるミッションを組成し、同会議に参加した。会期中の15日には、ジェトロがインド、アフリカ企業関係者約50人を招待して日本セッションを開催した。セッションでは日系企業3社によるアフリカ域内での活動紹介の後、参加者とのビジネス交流を実施した。日系企業がインド企業と連携することによって、インド企業が長年にわたり培ってきたアフリカでのネットワークやノウハウを活用することが期待される。参加者からは「インド・アフリカ企業と関係構築ができ有益な機会だった」など謝意が述べられた。

写真 10月15日に行われた日本セッション(ジェトロ撮影)

10月15日に行われた日本セッション(ジェトロ撮影)

2014年に発足したナレンドラ・モディ政権下のインドは、モディ首相や閣僚がアフリカ諸国を数多く訪問するなど、アフリカ重視の姿勢を鮮明にしている(2019年7月31日付地域・分析レポート参照)。インド・南部アフリカ国際会議は、過去14年間にわたりインド・ニューデリーで開催している「CII-EXIM Bank Conclave on India Africa Project Partnership」の地域版として、アフリカ各地域で開催されている。2018年はナイジェリア・アブジャで行われた(2018年10月19日記事参照)。

​(注)南部アフリカ開発共同体(SADC)は、1992年に設立された地域機関。加盟国は、タンザニア、ザンビア、ボツワナ、モザンビーク、アンゴラ、ジンバブエ、マラウィ、レソト、エスワティニ(旧スワジランド)、コンゴ民主共和国、モーリシャス、ナミビア、南ア、マダガスカル、セーシェル、コモロの16カ国。

(築舘弘和、梅木壮一)

(ザンビア、インド、アフリカ)

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